社会に出たばかりの10代や20代の頃は果てしなく続くように感じられた会社員生活も、50代ともなれば終わりが見えてくる。
そんな定年へのカウントダウンに入った企業や組織・団体に勤務している一般の50代の働く人たちは、これからの人生や仕事についてどんな考えを持っているのだろうか?
全国の働く50代男女1,000名を対象に「仕事に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
玉川徹さんに定年後もいきいき働くために市場価値をどう高めるべきか聞いてみた
現役を引退した後にいきいきと働くため、30~40代のうちに準備しておきたいこととは? 昨年、定年を迎えたコメンテーター・玉川徹さんによる新連載がビジネスパーソン...
1.現在の生活において最も重視している2大項目は、「家族・身内」と「健康」
「現在の生活において最も重視していること」については、「家族・身内(29.7%)」「健康(28.7%)」が多い結果となった。自分自身や、身近な人に対する意識が強い傾向が見られる。
2.「定年以降も働こうと考えている」63.4%。うち「~70歳」が最多
定年以降の働く意向について聞いたところ、63.4%が「定年以降も働こうと考えている」と回答した。また、定年以降も働こうと考えている634名に「何歳まで働こうと考えているか」を聞くと、「66歳~70歳(35.2%)」が一番多く、次いで「61歳~65歳(31.1%)」という結果となった。一般的な定年後5~10年程度、継続して働く意向が見受けられるが、「働けるうちはずっと」と回答した人も21.5%いた。