SUR-RONのライバルTALARIAも参入!
サーロンのライバルと言われているのがタラリアである。どちらも本拠地は中国の重慶にあり、オフロード向けの電動バイクを作っている。海外でTALARIAを紹介されて、出来が良かったことと、日本とヨーロッパ向けにABSの開発の仕事依頼があったことがきっかけでTALARIAを日本でも販売することになった。
日本では2018年10月1日から二輪車にABS/CBSが義務化された。これは原付2種にも適応される。輸入車については2021年からの適用となったため、ABS/CBSのない輸入電動バイクの多くが廃番になった。もともとABSやCBSの設定のなかったTALARIAに公道や
部品はオートバイ用よりも、ハイエンドのMTB用メーカーが使われることが多く、ハイコスパで高品質なパーツが搭載されるという。どちらもブラックを基調としたシンプルなカラーだが、海外ではステッカーなどを使いカスタマイズするのが前提のため、ベース車両はシンプルな仕上げになるそうだ。4段階の回生ブレーキを搭載して、エンブレのように使ったり、航続距離を伸ばすことが可能。新たな選択肢として注目のブランドだ。
TALARIA MIRAI「xXx」。重量58kg、最高速度62km、最高出力2.5kW、航続距離約70km(エコモード)、乗車定員1名、充電時間4時間
TALARIA MIRAI「MX4」。重量69kg、最高速度72km、最高出力4.2kW、航続距離約85km(エコモード)、乗車定員1名、充電時間4時間
充電は専用充電器を使って100Vの家庭用コンセントからおこなえる
バッテリーは着脱可能でインジケーター付き。重さはMX4用で13kg
MIRAIの電動バイクチームであるTEAM MIRAIが製作した電動レーサー「TT零13改」も展示されて