2024年春(4月)から働き始める社会人1年生は、もうすぐ初めての給料をもらう時期となる。そんなフレッシュな社会人1年生と、就職してから1年が経つ社会人2年生では社会人としての意識にどのような差があるのだろうか。
ソニー生命保険は、2024年3月8日~3月13日の6日間、2024年春(4月)から働き始める社会人1年生、または、就職してから1年が経つ社会人2年生で20~29歳の男女それぞれ500名に対し、今年で11回目となる「社会人1年目と2年目の意識調査」を実施したので、注目のポイントをお伝えしよう。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
社会人1年生の初任給の使いみち1位は「貯蓄」!社会人1年目に貯蓄した平均金額は49万円
はじめに、社会人1年生(500名)に、初任給はどのようなことに使いたいか聞いたところ、「貯蓄に回す」(39.8%)が最も高くなっていた。貯蓄して今後の生活や将来に備えたいと考えている人が多いようだ。
次いで高くなったのは、「生活費(食費など)に充てる」(30.6%)、「自分にちょっと良い物を買う」(25.4%)、「親への贈り物を買う」(24.4%)、「親をご馳走につれていく」(21.4%)であった。
次に、社会人2年生(500名)に、初任給はどのようなことに使ったか聞いたところ、「貯蓄に回す」(32.2%)が最も高くなり、「自分にちょっと良い物を買う」(26.8%)、「生活費(食費など)に充てる」(24.8%)、「親への贈り物を買う」(20.8%)、「友人と飲み会・食事会を楽しむ」(20.4%)が続いた。
社会人1年生と2年生の回答を比較すると、「貯蓄に回す」は社会人1年生では39.8%と、社会人2年生(32.2%)と比べて7.6ポイント高くなっている。
また、「友人と飲み会・食事会を楽しむ」は社会人2年生では20.4%と、社会人1年生(15.6%)と比べて4.8ポイント高くなった。
社会人2年生には、2023年5月の新型コロナ5類移行後、それまで控えていた飲み会や食事会の機会を増やした人が多いのかもしれない。
社会人2年生(500名)に、社会人1年目の生活で貯蓄した金額を聞いたところ、「10万円未満」(17.0%)や「50万円~100万円未満」(19.4%)、「100万円以上」(23.8%)に回答が分かれ、平均は49万円となり昨年の調査結果と同じ金額であった。