第1位:常磐自動車道・友部SA(上り線)「Ibaraki ~杜の詩 いゃ!どうも~」(1500 円※税込み)
「Ibaraki ~杜の詩 いゃ!どうも~」。細部にまで地元茨城・笠間の食材を詰め込んでいる。食器も笠間焼窯元・向山窯に特別に依頼をして用意した軽い器を使用
「すごいですね!(笑)見た瞬間、驚きを飛び越えて笑いが込み上げる。色とりどりな食材が小皿に盛られていて見た目からして楽しいですね。牛肉、豚肉、鶏肉がそれぞれ違う肉料理として食べ比べできる」
「これまたデブリシャス。舌の上でとろけるこの甘い脂、黒毛和牛、特に名ブランド牛である常陸牛ならでは脂の甘味ですね」
「生姜焼きを嫌いな人はいないですから。これはご飯ノンストップ。豚肉自体の美味しさもありますけど、生姜焼きの食欲をそそる味付けでご飯の相性を最大化させている。しかも彩のいいピーマンを添えているから生姜焼きなんだけど、チンジャオロースとも手を取り合っているような気がします」
「鶏肉はあえてつくねに!すごい、ふわふわでちょっと軟骨が入ってますね。コリっとした食感のアクセント。しかもトマトベースのソースで先ほどの生姜焼きやローストビーフと「キャラ被りしない美味しさ」
「それぞれ、すごいこだわりを感じました。お肉だけにさすがのテク‶ニック(肉)〟。ハイウェイめしって旅先でいただくので、美味しさはもちろんのこと見た目から楽しめると、ワクワクニクニクしちゃうので、優勝されたのは納得の逸品」
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表彰式の最後に、はっしーさんは次のように締めてくれた。
「5年ぶりの大会ということで、私も一消費者としてハイウェイめしを昔から楽しませていただいている者としてはコロナ禍が明けてハイウェイめしを含めた旅グルメ自体がすごい注目を浴びてますし、料理の美味しさもずいぶんアップデートしてきたなっていう印象があります。単に美味しさだけでなく、見た目からして楽しいだとか、ユニークな調理法だとか旅グルメ自体がエンタメ化している。
そういった意味でもハイウェイめしはますます成長できる、より多くのお客様に愛されるようなポテンシャルがあると個人的に感じています」
取材・文/峯亮佑