半数以上の人が「新年度、新メンバーと働くうえで、相手を理解できるか不安に思う」
新年度に、新メンバーと働く上で、相手の性格が理解できるか不安に思うか聞いたところ、57%が「そう思う(とてもそう思う+どちらかといえばそう思う)」と回答。
回答者を年齢別に分類し、それぞれの年齢における回答割合を算出したところ、若い人ほど「とてもそう思う」と解答した人の割合が高い傾向に。
自分の性格について、どの程度わかるか聞いたところ、90%以上が「わかる(とてもよくわかる+どちらかといえばわかる)」と回答したものの、「とてもよくわかる」の割合は25%にとどまる結果に
ビジネスシーンにおいての自己紹介は得意か聞いたところ、「得意(とても得意+どちらかといえば得意)」と「苦手(とても苦手+どちらかといえば苦手)」と回答した人の割合は半々に。社会人の2人に1人が自己紹介は苦手であることが確認できた。
ビジネスシーンにおいて、自己紹介が「得意(とても得意+どちらかといえば得意)」な職種トップ3は「プロダクトマネージャー(65%)」、「経営企画(62%)」、「広報(60%)」という結果に。
調査結果
調査名:性格と仕事に関する調査
対象 :Wantedly利用者(20歳以上)
期間 :2024年2月28日~3月6日
人数 :916人
調査方法 :インターネットによるアンケート調査
調査機関 :ウォンテッドリー株式会社
まとめ
「性格と仕事」に関する調査を行ったところ、調査対象者の9割近くが「一緒に働く人の性格がわかると、よりよい仕事ができると思う」と回答したほか、「自分の性格と合う人が多くいる環境で働けると、より自分の能力を発揮しやすい」と回答するなど、よりよい仕事をするためには「性格の理解」が重要なカギを握っていることがわかった。
しかし、「一緒に働く人の性格」を、とてもよくわかると解答したのはわずか17%にとどまったほか、「自分の性格」をよく理解できているのは25%という結果に。
今回の調査結果から、お互いが持つ能力を発揮しながら、仕事で成果を出せるチームを構築するためには、自己紹介とともに、性格の開示をすることが大切であることがうかがえる。
そのため、自身の性格を客観的に捉え、その結果をチーム間で共有できるツールを活用すると、相互理解がスムーズに進み、よりよいチームづくりに繋がると考えられる。
関連情報
https://www.wantedly.com/
構成/Ara