ランキング対象者のエリアごと平均年収が最も高いのは「白金(港区)」の3,711万円!
「住みたい街ランキング2024 by Modern Standard」の上位5つのエリアは、ランキング対象者のエリアごと平均年収、職業割合、住みよさスコアを調査している。
ランキング対象者のエリアごと平均年収を高い順に並べると、1位は「白金(港区)」の3,711万円、2位は「三田(港区)」の3,082万円、3位は「西新宿(新宿区)」の2,423万円、4位は「勝どき(中央区)」の2,220万円、5位は「赤坂(港区)」の1,659万円となった。
エリアごとの詳細は以下の通り。
1位:勝どき
勝どきの住みよさスコアは、他のエリアと比較すると少しポイントが低くなっているが、このエリアのタワーマンションは共用施設が充実していることが特徴だ。そのため、大手企業にお勤めの人から、インフルエンサーやクリエイターにも選ばれている。また2024年3月には、お散歩圏内に「ららテラス HARUMI FLAG」がオープンし、今後はさらに生活利便性も高くなっていくことが予想される。
2位:白金
白金はランキング対象者のエリアごとの平均年収が、ベスト5の中で最も高く3,711万円となった。緑豊かな施設や歴史的な建築があり、洗練された雰囲気のある街並みから、医療関連の従事者含め、大手企業にお勤めの方に選ばれている。今後、白金高輪駅と品川駅を接続させる計画があるため、交通利便性の向上も見込める。
3位:三田
三田は、閑静な住宅街も広がり、高級低層マンションや最高級マンションシリーズが存在するエリアだ。エリアごとの平均年収は3,082万円となり白金に続く2位となった。三田駅に加え、田町駅、麻布十番駅なども利用できる交通利便性の高さや、教育環境が充実していることもあり、ビジネスパーソンからファミリーまで幅広い層に高い支持を得ている。
4位:赤坂
赤坂は、ベスト5の中で住みよさスコアの平均値が4.7と一番高い結果になった。ビジネス街へのアクセスの良さ、東京ミッドタウンなどのおでかけスポットがあることが、スコアに影響していると考えられる。伝統・国際・ビジネスといった様々な顔を持ちあわせ、2024年も新たな商業施設がオープンする予定となっており、多くの人から今後も選ばれるエリアとなることが予想される。
5位:西新宿
西新宿はビジネスや観光のイメージが強いエリアだが、交通利便性が高いことはもちろん、新宿中央公園などの大きな公園がありスーパーも点在している。このことから居住にも適しており、生活利便性のスコアが最高値の5.0となっている。また職業割合は、ベスト5の中では最も医療関係の従事者が多い結果となった。
<調査概要>
期間:2023年1月1日(日) ~ 2023年12月31日(日)
対象:Modern Standardに掲載された東京23区の賃貸物件
集計方法:Modern Standardに掲載された東京23区の賃貸物件のうち、年収1,000万円以上の物件成約者をエリアごと(※2)に集計(※3)。
住みよさスコア:国土交通省データ、オープンデータを参照。AIによる統計データに基づき当社で算出(※4)。
(※2)「エリア」は、調査対象の物件情報に登録されている住所をもとに、「〇〇区」以下の町名(町区域)を集計している(編集の都合上、一部の集計方法が異なる)。
(※3) 成約数が同数の場合は、成約者の平均年収が高い方をランキング上位としている。
(※4) 住みよさスコアのデータは、本ランキングの順位には影響していない。
出典元:モダンスタンダード調べ「住みたい街ランキング2024 by Modern Standard」
構成/こじへい