Babolatとのパートナーシップによりパデルを観戦
イモラで発表された最新の取り組みのひとつは、ランボルギーニと、テニス、パデル、バドミントン、スカッシュ向けのフランスのスポーツ用品サプライヤーであるBabolatとのパートナーシップの発表となる。初日には、ランボルギーニ Chairman and CEOの ステファン・ヴィンケルマン氏とBabolat CEOのエリック・バボラ氏によって、50本限定製造の最初のBL001ラケットのプロトタイプが披露された。
観客はこの日のために用意されたパデルコートで、Juan Lebron Chincoa選手やMiguel Semmler選手らプロ選手によるエキシビションマッチを観戦することができた。BL001の技術コンセプトとデザインは、バボラチームとランボルギーニ研究開発チームの約半年にわたる緊密なコラボレーションの賜物。BL001は、超精密かつ完全職人的な工程で製造され、フランス企業の専門家がコート上と研究室でテストを行なった。このラケットは、サンタアガタ・ボロネーゼで自動車の製造に使用されているものと同じ工具、工程、材料を使用して設計された。
Polo Storicoが1998年製ディアブロ VT ロードスターを展示
Lamborghini Arenaは、ランボルギーニの現在と未来を祝うだけでなく、ミウラ、カウンタック、ディアブロなど、同社の最も象徴的なモデルの数々を通して、ランボルギーニ・ブランドの輝かしい歴史を紹介する機会でもあった。このイベントに独自のブースを出展したLamborghini Polo Storicoは、ランボルギーニのアーカイブの管理と研究、ディアブロにいたるまでのクラシックモデルの修復と認定を通じて、ランボルギーニの遺産を保存する部門となる。
今回、Lamborghini Polo Storicoは、Nero Torpedo(黒)のインテリアを備えた1998年製の黄色のディアブロ VT ロードスターを展示したほか、イモラ・サーキットでランボルギーニ F1 マシンを限定展示し、ランボルギーニとサーキットの歴史的つながりを讃えた。
バーチャルな感動と興奮を体験
ランボルギーニは、常に未来と革新を見据えた上で過去を讃える。この哲学を念頭に置き、ランボルギーニのパートナーであり、シミュレーション装置の開発における世界的リーダーであるMozaがEスポーツに特化したブースを出展した。来場者は、5台の専門シミュレーターを使いイモラのコースでHuracan Super Trofeo EVO2を運転するバーチャルな感動と興奮を体験した。
Eスポーツ Lamborghini Super Trofeoチャンピオンシップの成功とArenaの観客の熱狂は、ゲームの世界に対するランボルギーニの取り組みを示した。成長を続けるこの分野はモータースポーツにとっての新たなフロンティアであり、ランボルギーニは革新と情熱をもって探求を続けている。
第1回 Lamborghini Arenaでは、ランボルギーニをあらゆる側面から称え、この歴史的な初めてのイベントに集まった多くの人々と、ブランドの情熱と卓越性を分かち合うことができた。
関連情報:https://www.lamborghini.com/jp-en
構成/土屋嘉久