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よい職場風土をつくるために必要な気配りの意識

2024.05.09

入社した時にはやる気でみなぎっていた人が、徐々にやる気をなくしていく……。それは、リーダーや周囲の些細な言動が原因かもしれません。

社員のモチベーションが低下する職場風土の改善には、実は「関係密度」がカギになるのだそう。この「関係密度」とは何なのか、そして高めるポイントとは?

700を超える企業の職場風土改善に関わってきた中村英泰さんの著書『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』から一部を抜粋・編集し、〝社員のやる気を奪う間違った職場づくり〟を打破するヒントを紹介します。

関係性が情報を伝えあうためには大切

ある保育園の先生たちに、職場風土づくりのために「相手を思いやることの大切さ」をテーマに、「アサーティブ・コミュニケーション(自分と相手、お互いを尊重しながら本心を伝えあうためのコミュニケーションスキル)」の研修をする機会をいただきました。

例によって、少し早く会場入りさせていただき園を観ていると、当たり前のように「園児と目線を合わせるために、先生が腰を落とす姿」が、私の目に入ってきました。

もちろん、2人がなにを話しているのか、会話の内容までは聞こえませんが、その様子から丁寧に情報を交換していることがわかりました。

さて、研修がはじまりました。

すると先生たちからは「忙しくて、先生同士のちょっとした情報の共有ができていない」との話が聞かれました。

先生同士の情報の共有ができていないのは、本当に忙しいからなのか、相手の立場や状況に応じて、子どもと話すときと同じように「腰を落とすこと」ができていないからなのか考えました。

どうも、私たちは目の前にいるのが大人だと、ちょっとした気配りを欠いてしまうようです。

誰かのちょっとした気配りで、変わっていくのが職場風土です。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

社員のやる気を左右する「関係密度」が高くなると、「社員の不本意な離職率が低下する」「コミュニケーションの齟齬が減る」「他責志向が、自己課題自己解決型に向かう」などのメリットがあるそうです。

部下や後輩との接し方に悩んでいる人は、心地良い職場づくりのヒントが詰まった一冊『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』をぜひ書店でチェックしてみてください。

社員がやる気をなくす瞬間
間違いだらけの職場づくり
発行所/株式会社アスコム
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

著者/中村英泰(アスコム)
株式会社職場風土づくり代表
ライフシフト大学 特任講師
My 3rd PLACE 代表
1976年生まれ。東海大学中退後、人材サービス会社に勤務したのち、働くことを通じて役に立っていることが実感できる職場風土を創るために起業し、法人設立。年間100の研修や講演に登壇する実務家キャリアコンサルタント。

監修/田中研之輔

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