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LEDシーリングライトの上手な選び方とは?メリットとデメリットを解説

2024.04.21

自宅のシーリングライトを蛍光灯からLEDに変えて、お部屋を明るくしてみませんか?LEDに変えると、さまざまなメリットが期待できます。設置する部屋に合ったものを選んで、快適に過ごしましょう。LEDのメリットと上手な選び方について紹介します。

シーリングライトをLED化するメリット

リビングなどの天井に直付けされている『シーリングライト』は、ひと昔前までは『蛍光灯』が一般的でした。しかし、近年は『LED(エルイーディー)』照明に付け替える家庭が増えてきています。

シーリングライトをLED化するメリットを3点紹介します。

寿命は?消費電力は?ランニングコストは?蛍光灯からLEDシーリングライトへ交換するメリット

蛍光灯より寿命が長い

大型のシーリングライトに使われる蛍光灯の寿命は、種類によっても異なりますが大体『6000~1万6000時間』です。

一方で、LEDは発光時にかかる負担が少なく、寿命は『4~6万時間』と圧倒的に蛍光灯よりも長くなります。

1日10時間使った場合、シーリングライトは長くても4年ほどが交換目安です。LEDならば、10年以上は交換する必要がないでしょう。

電気代が安い

1wあたりの光の量は『lm/W(ルーメン/ワット)』で表します。蛍光灯シーリングライトの『40lm前後/W』に対してLEDシーリングライトは『80~120lm/W』です。

蛍光灯は、電流を流した際に水銀との接触で発生した紫外線をライト内の蛍光塗料に当てて光を生み出します。

紫外線から光へのエネルギー変換時に使われる電気のほとんどが、熱エネルギーとして消費されてしまい『2割程度』しか光にならないのが難点です。

LEDは、プラスとマイナスの2種類の半導体に一定の電圧を加えると、それぞれの電気が衝突して発光します。

LEDのほうが直接光をつくり出せるためエネルギー効率が高く、蛍光灯のシーリングライトよりも『半分~1/3ほど』電気代が安くなるでしょう。

LEDの価格が安くなった

近年、LEDシーリングライトの価格は安くなってきており、市販のLEDシーリングライトの価格帯は『2~6万円台』の物が多いでしょう。

蛍光灯は光エネルギーを生み出す際に熱が発生します。耐えられるように『ガラス管』を使用しているものが一般的です。

一方のLEDは、電気同士の衝突によって光が作られます。消費エネルギーが少なくて済むため、高温にならず『アクリル』などの素材も使えます。

購入単価だけを見れば、蛍光灯のほうが安いですが、寿命の長いLEDの交換頻度は低いでしょう。長期的に見ると蛍光灯と変わりません。

LEDシーリングライトのデメリット

LEDシーリングライトは、メリットばかりではありません。購入前に、LEDシーリングライトのデメリットについても理解しておきましょう。

電球のみの交換ができない

LEDシーリングライトは蛍光灯シーリングライトとは違い、電球のみの交換はできません。『LEDライトとシーリングの器具が一体になっている』ためです。

ライトの寿命がきたら、器具ごと新しいものと交換する必要があります。ただ、白熱球・蛍光灯など電球のみの交換が可能な照明器具でも、器具の寿命は約10年といわれています。

LEDシーリングライトの交換時期と、ほとんど変わらないと考えてもよいでしょう。

蛍光灯器具からLED蛍光灯器具に交換する時、配線工事は必要?

ほかにどんな問題がある?

LEDシーリングライトから出る『ブルーライト』もデメリットの一つです。ブルーライトとは、人の目に見える『可視光線』の一つです。

可視光線は、物体に当たると特定の色を吸収して物自体の色として脳に伝達します。空の青や赤、虹は可視光線の典型的な例です。

ブルーライトは可視光線の中でももっとも強い光とされています。

人体への影響については未だはっきりと解明されていませんが、目へのダメージや睡眠障害などは気になる人もいるでしょう。

蛍光灯シーリングライトから交換した場合、蛍光灯の『拡散光』に慣れていると限定した範囲に明るさを届けるLEDには慣れが必要です。

光に陰影が強く感じて、部屋が暗く感じる人もいます。

LEDシーリングライトを選ぶポイント

LEDシーリングライトのメリットとデメリットを理解したら、早速LEDシーリングライトを選んでみましょう。LEDシーリングライトは、種類が豊富です。

設置する部屋に合った商品を選ぶためには、三つのポイントがあります。それぞれ解説していきましょう。

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部屋の広さで選ぶ

まずは、設置する部屋の広さに合った明るさの器具を選びましょう。明るさは『器具光束』[単位:lm(ルーメン)]の値で表されて、この数値が大きい方が明るくなります。

部屋の広さに対する標準定格光束は下記の通りです。

  • 4.5畳まで:2700ml
  • 6畳まで:3200ml
  • 8畳まで:3800ml
  • 10畳まで:4400ml
  • 12畳まで:5000ml
  • 14畳まで:5600ml

上記の標準定格光束を目安として、その前後の器具光束の商品を選びましょう。

機能を確認

メーカーや商品によっても、LEDシーリングライトにはさまざまな機能があります。『調光機能』は、光の明るさを付属のリモコン一つで段階的に調節できる機能です。

『調色機能』はシーンに合わせて、光色を寒色系の白色~暖色の黄色味のある色まで細かく調節できるでしょう。

自分で微調整できる機能も十分画期的ですが、近年では『感知センサー』が付いているものも出ています。

『明るさセンサー』はお部屋の明るさを感知して自動で調光する機能です。『おやすみタイマー』は時間を設定すると、それに合わせて徐々に暗くなり自動消灯します。

『留守番機能』は留守中に自動で点灯・消灯して留守を分かりにくくすることが可能です。自分の生活スタイルに合わせた機能が搭載されていれば、さらに便利になるでしょう。

シーリングライトにリモコンが付いている理由

デザインで選ぶ

シーリングライトは、大きく分けると『洋風タイプ』と『和風タイプ』の2種類です。

和風タイプのLEDシーリングライトは四角い形のデザインが多く、和室との相性がよい木で縁取られたものもあります。

洋風タイプのLEDシーリングライトは、丸型のデザインが一般的で、乳白色のカバーで覆われたシンプルなものからデザイン性にこだわった商品など、和風タイプよりもバリエーションが豊富です。

雪の結晶のような形をした柄の先にそれぞれライトが付いているものや、スポットライトのように横一列に並んだライトの向きを自在に変えられるものなど、LEDの指向性を生かしたものもあります。

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文/編集部

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