ドコモ回線利用者はAmazonプライムの登録でdポイントが貯まる
一方、「Amazonプライムに関する協業」は、ドコモ回線利用者がドコモを通じて「Amazonプライム」の月間プランに登録すると、毎月120ポイントのdポイント(期間・用途限定)が還元されるというもの。初めて「Amazonプライム」に登録する場合は、月間プランの会費が3か月割引になる。
「Amazonプライム」とは、配送サービスを無料で利用でき、「Prime Video」や「Amazon Music Prime」、「Prime Reading」などのエンタメコンテンツを追加料金なしで楽しめるなど、さまざまな特典がある会員プログラム。月間プランは600円、年間プランは5900円(月額約492円)になる。
つまりドコモを通じて「Amazonプライム」の月間プランに登録するほうが、実質月額480円(600円-120ポイント)となり、月額で約12円分、年額にすると140円分がお得になる。年間で140円分と考えるとややお得感に欠けるように思えるが、これにはもう1つの特典が加わる。
「Amazonプライム」の登録をした人が「eximo」「ahamo」「ギガホ」の契約者なら+1%、60歳以上なら+1%と、Amazonの買い物を「d払い」で決済した時のdポイント(期間・用途限定)の還元率がアップする。
なお、「d払い」は電話料金合算払いのみ利用でき、ポイント還元はそれぞれ月100ポイントが上限になる。
今回の協業によってAmazonの買い物で最大3.5%のdポイントが獲得できる。
ドコモとAmazonの協業でもっと得するためにはどうする?
Amazonで買い物することがあるなら、まずdアカウントとAmazonアカウントを連携しておこう。「dポイントに関する協業」では支払い方法は問わず、誰もが対象になるので、いつものように買い物をしているだけで、1回5000円以上の時に1%のdポイントが獲得できる。
ドコモ回線利用者でAmazonの買い物で一番得できるのは、これからドコモを通じてAmazonプライムに加入する、60歳以上の「eximo」「ahamo」「ギガホ」契約者。「d払い」で決済することで3.5%のポイントが得られる。
しかも毎週金・土の「d曜日」に対象の店舗で買い物すれば、ネットショッピングがお得になる。Amazonでは+3%になるので、合計すると6.5%のポイント還元になる。ただし、「d曜日」はエントリーが必要になるので、毎月忘れずにエントリーしておこう。
「d曜日」に対象店舗でネットショッピングするとお得(要エントリー)。
「d曜日」に買い物するなら、60歳未満で対象プラン以外の人や、Amazonプライムに加入しない人でも、4.5%のポイントが得られる。ポイントの上限は1万ポイントで、dポイント(期間・用途限定)になる。
「d払い」の支払い方法を「dカード」に設定すると、基本ポイント0.5%にdカードポイント0.5%が加わって1%還元になるが、Amazonの支払いに利用できるのは電話料金合算払いのみなので注意したい。
得られるポイントは、「Amazonプライムに関する協業」ではdポイント(期間・用途限定)になるが、あまり影響はしない。dポイントの有効期限は48か月。期間・用途限定ポイントはその期間が短くなり、用途も限定される。
とはいえ有効期限の近いポイントから先に使われ、街やネットの店舗で通常のポイントと同様に利用することができる。しかも2024年1月10日から毎月の携帯電話料金にも期間・用途限定ポイントを充当できるようになった。定期的に有効期限を確認してポイントを利用すれば、ムダになることはない。