シニア層は「好業績銘柄」、若い世代は「インデックス投資」が人気
今回の結果を年代別に集計したところ、世代による大きな差はあまり見られない。順位の入れ替えはあるものの、すべての年代において「高配当株」「株主優待」が1位と2位を独占していた。
ただ、それに続くものを見てみると、20代・30代の若い層では「定期預金より増える」が3位に入っているのに対して、60代や70代以上のシニア層になると「好業績銘柄」を選ぶ人が増えている。
一方で、新NISAなどで特に人気と言われる「インデックス投資」は、30代で4位タイ、20代と40代では5位(20代はタイ)と上位に入っているものの、60位では10位タイ、70代以上では11位タイと、いずれも下から数えたほうが早いランクとなっていた。
インデックス投資は特に長期にわたる資産運用法のため若い人ほど有利と言われるほか、年齢が高くなるほど投資歴の長い人が多いと推測されることなどが、こうした結果となって現れているのかもしれない。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:株式投資に取り組む20代~70代の男女
(事前調査で「株式投資に取り組んでいる」と回答した人に限定)
調査人数:800人(男性396人、女性404人)
調査日:2024年2月22日
関連情報
https://www.kabunogakkou.com/
構成/Ara