今はハラスメントに厳しい目が向けられる時代だ。会社組織においては特に注意が必要で、業務上必要な苦言・叱責がパワハラやモラハラと捉えられかねないため、若手社員への指導が思うようにできないというビジネスパーソンも多いのではないだろうか?
音声プラットフォームVoicyはこのほど、 20代〜50代の会社員、会社役員または経営者男女645人を対象に、新年度に合わせて「若手社員への育成に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
約8割の人が、ハラスメントを意識して若手社員へ厳しいことを言うのを躊躇する「ハラ萎縮」を経験
回答者全体の645人へ「ハラスメントを意識して、若手社員へ厳しいことを言うのを躊躇したことがあるか」と質問をしたところ、「どちらかといえば躊躇している」が41.2%と最多で、以下「躊躇している」が18,6%、「よく躊躇している」が15.7%と続く。合算すると約8割の人がハラスメントを意識して苦言を呈することに萎縮している「ハラ萎縮」経験があるとわかった。
年代別で「よく躊躇している」の回答を見ていくと、50代が17.5%と最多になり、年代が上がるごとに躊躇の度合いが高まることがわかった。