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「洞察力」と「観察力」の根本的な違いとは?

2024.07.08

洞察力の意味は、意外と知られていないことが多い。読みはできても、書きができない場合も少なくないため、スポットが当てられず置き去りにされているのだ。そんな洞察力は、物事の本質を見極める時に使う。

本記事では洞察力の理解のため、洞察力がある人の特徴や高める方法をふまえ解説していく。洞察力を鍛えていきたい人は、ぜひ最後までチェックしてほしい。

洞察力の意味とは

「洞察力の意味」について辞書を引くと、意味は以下の通り。

物事の性質や原因を見極めたり推察したりするスキルや能力のこと。

引用:weblio辞書/デジタル大辞泉(小学館)

性質の次にある「原因の見極め」が着眼点で、表面的な要素では判断していないのがわかるだろう。よって内面を精査し、見極めるスキルに秀でていることを意味している。

■洞察力と観察力の違い

よく比較対象に挙げられる「洞察力」と「観察力」だが、判断は極めてたやすい。

まず洞察力は本質を見極めるために深く推察することだ。

一方の観察力は、表面的な動きを見て評価することを指す。また両方とも、例文形式で表現するとなおさら区別しやすい。

・洞察力「T物件工事で、E社が入札に参加しなかったのも今ならわかる。粗利が少なく危険性もある業務と判断していた責任者は、やはり洞察力が高かったわけだ。」

・観察力:「交通量調査で最も評価された彼は、視野が広く見落としが極めて少ない。どうりで観察力が高いと言われるわけだ。」

ご覧のように、例文として比較すると、「表面+内面(洞察)」と「表面上(観察)」で目を向けている部分の違いがわかったことだろう。

洞察力がある人の特徴

まずは、洞察力がある人について知見を深めよう。代表的な特徴を5つ紹介していくので順番にチェックしていこう。

■先入観がなく、物事の意図を理解するのが早い

不必要な先入観を除ける人は、少ない情報でも物事の意図を飲み込むのが早い。余計な先入観を取り払える者は、すなわちゼロベース思考も備わっている。

例えば否定を前提とする凝り固まった思考なら、プラスの材料も破棄しかねない。そのような減点要素を潜在的に把握し、それに振り回されないよう意識している。

したがって、洞察力がある人は、物事をフラットに見てストレートに理解することが得意なのだ。

■インプットの量が多く、知識が豊富

インプットよりもアウトプットが大事と見聞きすることがあるだろう。

しかし、洞察力についてはインプット量も重要だ。読書をする・見聞きして学ぶなど、癖付けさせているとトラブルになった際にその知識が生きてくる。

知り得た情報を点と点にして結び、最適解への道を模索する思考回路が優れているのだ。

■多角的な考え方ができる

洞察力には、多角的な思考も欠かせない。思考パターンがひとつだと、物事の本質を見抜けずに、自分の中だけで勝手に解釈をしてしまう結果につながりかねない。

「この場合もある」「ああいうケースも考えられるな」と複数の考え方をテーブルに並べ、どの仮説の可能性が高いのか見極める力が備わっているだろう。

■落ち着いていて、周りをよく見ている

洞察力に優れる人は、常に冷静沈着で周りがよく見えている。無鉄砲な猪突猛進型なら、後方から銃口を突きつけられていても気づかずに、危機を回避できない。

しかし周囲が見えている洞察力の高い者は、ビジネスシーンにおいて企業に損失を与える可能性があることに対してしっかりとリスクヘッジを行う。

損害をどうやって最小限に抑えるべきか、誰と連携を密に取り打開していくかなど、最適解を考える。そうして苦しいシチュエーションも打破し、頼られる存在になっていくわけだ。

■思いやりがあって気配りができる

思いやりに長け気配りもできる人は、洞察力も自然に磨かれている。

なぜ思いやりや気配りが備わっているのかというと、相手のことをよく見ているから。洞察力には、他者を理解しようとする姿勢も含まれるのだ。

洞察力を高める方法

特徴を把握した後は、洞察力を高める方法についても忘れずに習得しよう。実践したい方法5つを紹介していく。

■クリティカルシンキングを習得する

クリティカルシンキングとは、自身を疑問視して改めることを意味する。「クリティカル」は批判的・危機的、「シンキング」は思考という訳があるが、改善を図るための思考法になるわけだ。

なぜ(Why)を頭に、なぜ自分の前年における行動は不適切だったのか、なぜほかに良い答えを示せなかったのかという試行錯誤である。繰り返すことで習慣化でき、物事を見る力が蓄えられていく。

となると本質に繋がるため、洞察力の向上に期待できる方法に数えられる。

■視野を広げ、よく観察する

まず人と接する機会を増やし、視野を広げよう。違う部署や異業種の相手との会話を意識すると、自分の中にはなかった考え方が得られる。

また、TV・動画などでドキュメンタリーを見ながら、様々な人間模様を知るのもいいだろう。在宅中に映像を通して学んだり、本からヒントを得たり、実際に人と会わなくても視野を広げる手段はある。

観察については、家で休日にこもることなく外出し、カフェをはじめ飲食店や人が多い場所へ出かけよう。自然と洞察力アップのための鍛錬を行えるだろう。

■思い込みや先入観を捨てる

思い込みや被害妄想の類は、視野が狭まり袋小路に入ってしまう。主観には「得てきた学問・経験などの蓄積が、すなわち正しい答えを導いてきたはず」と、バイアスがかかっていることもあることに注意してほしい。

ゼロベース思考を持ち、精神を開放していくイメージを持ちたい。

固定観念から解放されるには、ヨガやピラティスのプログラムにある瞑想(メディテーション)など、他の領域からもエッセンスを取り入れてみるのもいいだろう。

■情報を整理して分析する能力を高める

情報整理および分析への能力は、高めることで洞察力のアップに繋がる。また複雑な情報を整理し、シンプルにする思考法をロジカルシンキングというので、当機会にしっかりと覚えておこう。

なお、身近な手法だとドラマの考察もいいかもしれない。相関図を眺めて登場人物の関係性を頭の中でまとめたり、ミステリーであれば犯人を予想したり、楽しみながら洞察力を高める方法もある。

■インプットの量を増やし、自分なりの解釈をしていく

インプットを増やそうとして、失敗するケースは少なくない。本なら「読んで理解」ではなく、「読み漁ること」が目的になってはいないだろうか。「買って満足」のパターンも多いだろう。

それを防ぐためにも、「インプット量を増やすこと」と同時に、そこへ「自分なりの解釈」を加えるのを必須のミッションとしてトレーニングしていくと、洞察力アップに効果的だ。

ノートや手帳、スマートフォンのメモなどに、インプットから勉強になったと思うことをまとめたり、感想を書いたりしてみてもいいかもしれない。

見て知り試行錯誤を重ね、向上する「洞察力」

「洞察力」の意味は先述の通り、うわべだけではない内面まで深く見極める能力を指す。

天才肌と見える人物でも、実はさまざまな経験を通して洞察力を養い、スピーディーな判断や行動ができるようになったのかもしれない。

洞察力は生まれ持っての才覚とは限らず、磨いていけるものなのでぜひ今からでも研鑽していこう。

文/shiro

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