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ゴールデンウィークの旅行計画、9割が国内、ウェルネスツーリズムの人気が上昇

2024.04.12

気兼ねなく過ごせる家族との週末旅行や、ウェルネス重視の「無理しない旅」

■家族旅行を計画している人が突出して多い日本

「2024年は誰との旅行を計画しているか」を聞いたところ、日本は1位が「家族(67%)」で、2位が「自分(一人旅)(11%)」、3位が「友達(8%)」となり、「家族」という回答が突出して多い結果が得られた。

日本の回答者の「家族(67%)」という回答結果は、世界7か国平均(43%)を大きく上回り、調査対象の7か国中で最も高くなっている(図表1参照)。

<図表1:2024年に誰との旅行を計画していますか>

■気軽な週末旅行が最も選ばれるスタイル

2024年に計画している旅行について期間を聞いたところ、日本の回答者のおよそ8割が「週末旅行(76%)」と、最も多い結果となった。

次いで多かったのは「1週間の旅行(31%)」で、3位が「1~2週間の旅行(5%)」という結果になり、週末旅行または1週間以内での旅行が大半を占めた。

世界7か国平均では1位が「1週間の旅行(47%)」、2位が「週末旅行(41%)」、3位が「1~2週間の旅行(36%)」となっており、この結果と比較しても、日本は1週間を超える休暇を取得して旅行に出かけるよりも、週末の時間を活用するなどで気軽に旅をすることを想定している傾向が見られた(図表2参照)。

<図表2:2024年に予定している旅行の期間は次のうちどれですか>

■ウェルネスツーリズムへの高い関心

2024年にどのような旅行を計画しているか聞いたところ、日本の回答者は上位から「ロードトリップ(41%)」、「大都市への訪問(31%)」、「スパやヨガリトリートなどのウェルネスツーリズム(26%)」となった。

一方で世界7か国平均は上位から「ビーチでの休暇(51%)」「大都市への訪問(42%)」「ロードトリップ(40%)」となり、調査対象国の中でも日本における心身を労わる「ウェルネスツーリズム」への関心は、非常に高いと言えるだろう(図表3参照) 。

<図表3:2024年にどのような旅行を計画していますか>

また、「2024年に旅行を計画している主な理由は」という質問への回答で、「セルフケア」を挙げた人は日本の回答者の23%を占め、1位の「家族や友人を訪問(29%)」や2位の「行きたかった旅行先を訪れたい(24%)」に次ぐ、3番目に多い結果となっている。

このことからも、旅行中にゆっくりと心身のリフレッシュを図ろうとする意識の高まりが推察できる。

日本の回答者は気兼ねなく過ごせる家族との旅行や、気軽に出来る週末旅行を大半が選択。かつ心身を癒すウェルネスを求めた旅への関心の高まりなど、「無理しない旅」が旅のスタイルとして好まれていることがわかる。

※ウェルネスツーリズム…「健康の維持・増進」を主な目的にした旅の形態。ヘルスツーリズムが医学的なアプローチを重視しているのに対して、生きがいや自己発見、QOL(生活の質)向上などを含めた、自らの健康をコントロールし改善できるようにするプロセス(ヘルスプロモーション)に力を入れているのが特徴。

旅における「食」への高い優先度

■旅先のグルメへのこだわり

日本の回答者が最も旅行で妥協したくない要素は「食べ物(58%)」であり、次いで「宿泊施設(47%)」だった。

世界7か国平均では1位が「宿泊施設(53%)」で2位が「食べ物(52%)」となり、日本は旅行における食へのこだわりが一段と強い傾向が見られる。

調査概要
調査期間/2024年1月31日~2024年2月8日
調査対象国/日本、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、イギリス
調査方法/オンライン調査
サンプル数/日本、カナダ、イギリス各1002人、インド1005人、メキシコ1006人、オーストラリア1007人、米国2005人で、少なくとも5万米ドル以上の所得があり、通常時は年に1回以上旅行をする成人を対象に調査。

関連情報
https://www.americanexpress.com/ja-jp/

構成/清水眞希

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