アメリカン·エキスプレス·インターナショナル, Inc.(以下、アメリカン·エキスプレス)は、日本を含む世界7か国で実施した旅行に関する意識調査「アメリカン·エキスプレス·グローバル·トラベル·トレンド·レポート」を発表した。
本稿では同社資料を元に、その結果と日本における旅行の最新動向を紹介していく。
2024年の旅行意向は高いが行き先は国内が主流。GWの旅行計画も約9割が国内
■2024年も国内旅行が主流
日本の回答者の34%が、昨年と比較して2024年は「国内旅行に出かける回数を増やす」予定で、60%が昨年と比較して2024年は「同じくらい国内旅行に出かける」予定と回答している。
その一方で、昨今の航空運賃の高騰や、円安の影響を含めた渡航先での物価高を敬遠してか、日本の回答者で昨年よりも「海外旅行に出かける回数を増やす」と回答した人は15%にとどまり、世界7か国平均(32%)の半数に満たない結果となった。
■ゴールデンウィークも国内旅行が中心
日本の回答者で2024年のゴールデンウィーク期間に「旅行を予定している」と回答したのは18%で、そのうちの86%が行き先を国内旅行と回答している。