同学年の仲間と情報共有しながら切磋琢磨して進められる新卒採用試験とは違い、中途採用試験は基本的に一人だけで行うものだ。そんな孤独な闘いをサポートする心強い存在が「転職エージェント」となるわけだが、実際のところ、転職エージェントを利用するメリットとはいったい何だろうか?
NEXERはこのほど、建設・不動産・医師専門の人材紹介「株式会社RSG」と共同で「転職エージェントの良かった点」に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。
本調査は、事前調査で「転職エージェントのおかげで転職が成功した経験がある」と回答した全国の男女146名を対象に実施している。
転職エージェントの良かった点、1位は「親身になってくれた」(38票)
「転職エージェントの良かった点」について尋ねた結果、最も多かったのは「親身になってくれた」で、38票を集めた。同回答を選択した人からは「面接までの流れや履歴書確認などもしてくれた(30代・女性)」「面接対策で私のことを細かく聞いてくれた(30代・男性)」「業界特有の専門知識があるわけではないが熱意は伝わった(40代・男性)」などの体験談が寄せられている。
2番目に多かったのは「貴重な『非公開求人』を教えてもらえた」(24票)となり、同回答を選択した人からは「自分に合う求人を見つけられたから(20代・女性)」「偶然レアな求人を教えてくれた(30代・男性)」「ハローワークに載ってない求人を薦めてもらい、内定を貰った(30代・男性)」などの体験談が寄せられている。
3番目に多かったのは「書類の添削や面接のサポートをしてくれた」(14票)となり、同回答を選択した人からは「電話をしたりして 自分に合った仕事を調べてもらって紹介してくれた(10代・男性)」「面接対策を何度もやってくれた(30代・女性)」などの体験談が寄せられている。
同率で3番目に多かったのは「担当者の人柄が良くて安心できた」(14票)で、「親切に対応してくれた(30代・女性)」「親身になって色々としてくれて、非常に安心できたから(40代・男性)」などの体験談が寄せられている。
以下、「採用条件などを交渉してくれた」(13票)、「連絡がこまめで信頼できた」(12票)、「転職先の選択肢を広げてくれた」(10票)、「自分のアピールポイントやスキルが明確になった」(9票)、「求人内容や職場について詳しく教えてもらえた」(4票)、「転職のノウハウを教えてもらえた」(2票)と続いた。
構成/こじへい