話題のアイテム&人と人をつなげる新ツール開発への意欲
杜の都・仙台から生まれたブランド「SENDAI IZUI & Go.」では現在、Tシャツとトートバッグのオリジナルアイテムを展開中。見た目やロゴはもちろん、素材にもこだわっている。
「Tシャツは上質と着心地にこだわり、厚地のコットン100%を採用し、肌が弱い方やアトピーの方でも安心して着用できるのが特徴です」
「黒地に特別なシルバーでIZUIのブランドロゴをプリントし、年齢問わず着用いただける高級感を演出しています」
「トートバックは普段使いから小旅行、スポーツジムや学校の部活にも対応できる特大サイズを用意しております。(W48cm×H40cm×マチ15cm)
今後は新商品に加え、新たな野望もあるという。
「現在は夏に向けて白地の商品を販売予定ですが、これからもIZUIロゴをあしらった様々な色やデザインのTシャツを始め、子供向け商品も企画、販売していく予定です」
「また、人と人をつなげるコミュニケーションツールも販売したいと考えています。このツールを使用してゲリラ的にイベントなどを開催したいですね」
――ブランドとしてのこれからの展望を教えてください
「多くの人が、IZUIという言葉を知って、最終的にはIZUIが独り歩きして、海外でも通じる言葉になればいいなと思っています」
「それと、これはまだ先になるかと思いますが、『病気と社会』に関する本を出したいと思い、下書きをしました。今後、IZUIプロジェクトのことも書き加え、さらにME/CFS当事者のリアルな気持ちなども発信できればと思っています」
かつては仕事も普通の日常もすべてを失ったと絶望し、地獄の闘病生活を送った。ところがそんな過去を振り返り、村田さんは今、こう語る。
「あの頃の地獄の闘病生活こそ、私の財産だなと思います。ちょっと困ったり、心細いと感じた時に寄り添えるような社会こそ大事だと強く思うようになりました」
「私も感じた『いずい』という思いは社会で頑張って生きている人の心にも少なからず在るものだと思っています。このブランドを皮切りに、“世界に巣食う”いずいを、“世界を救う”いずいになるまで精進していきたいと思います」
取材協力: SENDAI IZUI & Go.
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文/太田ポーシャ