3人に1人は歯医者に通わない、定期的に歯科検診を受ける派は約半数
歯の治療だけでなく、歯や歯ぐき、舌など口腔内の健康を維持するのに欠かせないのが歯科医院・歯医者。
通う頻度について質問したところ、3人に1人以上は「3年に1回以下の頻度(35.6%)」と回答し、ほとんど歯医者にはかからないということがわかった。
定期的に通う人の中で回答数が多かったのは「3か月に1回(20.6%)」「半年に1回(18.2%)」。中には「2週間に1回(2.4%)」「週に1回以上(1.2%)」と、かなりの頻度で通っている人も一定数いるという結果も得られた。
また、定期的な歯科検診の受診に関する質問では、「受ける(52.8%)」が半数を超えており、歯医者に行くことが習慣化している人とそうでない人で二極化していることが判明した。
■歯医者に行く目的TOP3は「予防歯科」「むし歯治療」「歯周病治療」
歯医者に行く主な目的を聞いた質問で4割以上が回答したのは、歯垢・歯石除去、歯科検診等を行なう「予防歯科(44.4%)」だった。
2番目、3番目に多かったのは、「むし歯治療(38.2%)」「歯周病治療(16.8%)」という結果に。上位3つにほとんどの回答が集まり、ホワイトニングや口臭対策、そのほかの項目は比較的少数だった。
外出先で昼食後に歯を磨かない人は約6割。約半数が日常の歯磨きでは「歯ブラシのみ」
朝や夜に歯を磨くことを習慣にしている人は多くいる一方で、職場や学校などの外出先で、昼食後に歯を磨くのかという質問では、「磨く(36.2%)」と回答した人は4割弱で、「磨かない(63.8%)」が多数派となった。
また、日常の歯磨きで使用するものについて質問したところ、約半数が回答したのは「歯ブラシのみ(49.8%)」。続いて、「歯ブラシとデンタルフロス(23.0%)」という組み合わせの人が多いことがわかった。
歯ブラシだけでは歯の汚れは取り切れないという事実が一般化している中でも、歯ブラシのみを使用する人が多数いることがわかる。
調査概要
調査方法/WEBアンケート調査
調査テーマ/口腔内環境に関する調査
調査対象者/全国の20~50代男女 計500名
調査期間/2024年2月9日~12日
調査主体/サラヤ株式会社
調査機関/株式会社ネオマーケティング
関連情報
https://family.saraya.com/curculin/
構成/清水眞希