多感な中高生時代、反抗期を迎えて親とあまり話さなくなったり、あるいは、関係がギクシャクしてしまったという人は多いに違いない。
では、令和の時代を生きるイマドキの中高生は、母親とどんな会話をしているのだろうか?また、母親と外食をしたり、買い物に付き合うことはあるのだろうか。
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、母親と同居している全国の中学生・高校生を対象に「母親との親子関係に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
中高生は普段、母親と会話をしている?男女で違いはある?
母親と同居している中高生に、普段母親とどのような会話をしているのか聞いた。
中高生全体では、おはよう、いただきます、ありがとう、お風呂に入るといった「日常生活で必要な、挨拶やお願いや感謝など」が1位になった。以下、「今日の出来事の事実の部分」「今日の出来事の事実以上に、感情や思ったことなども含め詳細に話す」が続く。
上位の項目は、いずれも男子中高生と比べて、女子中高生のほうが高い割合だ。特に「今日の出来事の事実以上に、感情や思ったことなども含め詳細に話す」は、女子中高生で6割超の高い割合となっている。また、「悩みや興味などの雑談や相談を、くわしく話す」も、男子中高生に大きく差をつけて女子中高生のほうが高い割合となっている。
グラフの掲載はないが、各項目の割合は高校生に比べて中学生のほうがやや高い傾向がみられ、特に女子中学生で高くなっていた。