DIME MAGAZINE
母親と話している内容1位は、男子高校生は「進路・将来」、その他は「友だち」
普段母親と会話をしている中高生に、実際にどのような内容について話しているか聞いた。
中学生は、男女共通して「友だち」「勉強」のことが1位、2位になっている。女子中学生は男子中学生と比べて各項目の割合が高めで、特に「友だち」「趣味」「テレビや動画」、ランキングにはないが「芸能人やタレント」の項目も男子中学生よりも高くなっていた。
高校生の傾向をみると、順位は異なるものの男女共通して「友だち」「進路・将来」「勉強」が上位3位に入っている。高校生でも、各項目の割合は男子高校生と比べて女子高校生のほうが高い傾向がみられた。
また、女子中学生と同様に「友だち」「趣味」「芸能人やタレント」は男子高校生と比べて女子高校生のほうが高い割合となった。そのほかにも、女子高校生ではランキング外だが「ファッションやメイク」が3割超の高い割合となった。
中高生で比較すると、「部活」は、中学生のほうが高い割合となっていた。また、高校生のほうが高い割合となったのは「進路・将来」となった。さらにランキング外だが、「塾や習い事」は中学生が、「アルバイト」は高校生のほうが高い割合となった。
母親とよく一緒にすることは、「LINEする」が全体1位に
中高校生に、母親とよく一緒にすることを聞いた。全体のTOP2は「LINEする」「スーパーなどに食料品／日用品の買い出しにいく」で、3位以降は「外食する」と「テレビや動画を一緒に見る」が僅差で続いた。
男女別にみると、男子中高生は「LINEする」が5割弱で1位。2位以降は「テレビや動画を一緒に見る」「外食する」「スーパーなどに食料品／日用品の買い出しにいく」が約3割の僅差で続いている。
女子中高生も1位は「LINEする」で6割超の高い割合だ。2位以降は「スーパーなどに食料品／日用品の買い出しにいく」「外食する」「テレビや動画を一緒に見る」が5割超の高い割合で続く。
母親とよく一緒にすることは男子中高生に比べて、女子中高生のほうが全体的に高い傾向となっている。一方、「特にない」と回答した人は、男子高校生で25.1％と高い割合となった。
続いて、上位項目の中から「外食をする」「テレビや動画を一緒に見る」「母親のショッピングに付き合う」の3つについて、中学生、高校生の男女別に何人中何人が、母親とそれぞれのことを一緒にしているのか、詳しく見ていく。
女子中学生、女子高校生では、この3項目については、中高生で大きな差はみられず、約2人に1人が外食、テレビ・動画鑑賞や、母親のショッピングに付き合う様子がわかる。女子は中学生・高校生でとライフステージが変わっても、母親と一緒にする行動に大きな変化は見られなかった。
一方、男子は、女子に比べ母親と一緒にすることの割合は低くなっている。また、男子中学生に比べて、男子高校生のほうがより顕著となっており、外食したり、テレビや動画を一緒に見たりするのは約4人に1人、母親のショッピングに付き合う男子高校生は約5人に1人となった。
＜調査概要＞
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国の中学生、高校生の男女
実施時期：2024年2月7日～2024年2月9日
有効回収数：1039サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100％にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
出典元：LINEリサーチ
構成／こじへい
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