JTは、新たな企業広告「鬼のゆく道 登場」篇を2024年4月3日より全国で放映を開始する。
第1弾は山田孝之さん扮する鬼とおばあさんとの出会いを描く
今回の新たなCMでは、山田孝之さん扮する、「心の豊かさ」の存在を知らない鬼が、様々な人間に出会い、それぞれの価値観に触れ、自分自身に「心の豊かさ」を問い続けていく。そして、少しずつ、いろいろな「心の豊かさ」に気づいていく、というストーリーで展開される。
今回が第1弾となり、久しぶりに人里にやってきた鬼がおばあさんに出会い、「心の豊かさ」を考え始めるきっかけとなったエピソードが描かれている。第2弾は2024年夏頃から放映の予定だ。
今回の企業広告制作について、同社では以下のようにコメントしている。
「『心の豊かさ』は、時代や、社会背景、個人によって様々であり、絶えず変化していき、この先の未来においては、さらに多様化していくものだとJTグループは考えます。今回のCMでは、今まで世の中の皆様に提供してきた「『心の豊かさ』を次のステージに繋げるために、この先の社会において求められる「『心の豊かさ』とは何か考え、問い続けることで進化していきたいという想いを込めました」
新CM概要
■「鬼のゆく道 登場」篇30秒
<ストーリー>
ある日鬼は、お地蔵様を洗っているおばあさんに出会いました。そうすることで、心が豊かになるというのです。人間の「心の豊かさ」を知りたくなった鬼は、旅に出ることにしたのでした。
<キャスト>
鬼役/山田孝之
おばあさん役/大方斐紗子
楽曲/「Old tale」 作曲:村上基
■CM本編はこちらからチェック
山田孝之さん特別インタビュー
今回の鬼役を演じた山田孝之さんに、新CMの魅力や山田さん自身の「心の豊かさ」について語ってもらった。
Q1:JTグループのパーパス「心の豊かさを、もっと。」のメッセンジャーに起用された感想を教えてください。
(メッセンジャーとして、私自身が)心が豊かかどうかはわからないですが、割と穏やかに過ごしている方だと思うので、(私が演じることは)悪くはないんじゃないでしょうか。
Q2:今回、CMの中で「鬼」を演じられていますが、山田さんの中での演技のポイントをお聞かせください。
心の動きがあまり表情に出ないように(していました)、ざっくりと監督からは百年ぐらい生きているという設定を言われたりとかして、自分で思ったのは、(鬼は)自分のペースで一人山の中にいたんだろうなと。でもその分、自然とか動植物とかいろんなものと当たり前に調和しながら生きていたんじゃないかなと思っています。
Q3:今回のCMの見どころを教えてください。
いい話というか、いい空気感の映像作品、そういうものになるんじゃないかなと思って楽しみにしています。人間のおばあさんと鬼という対比もすごく面白いのかなと思います。
Q4:山田さんにとって、「心の豊かさ」を感じる瞬間は、どのようなときでしょうか?
日頃の生活の中で一番好きな時間であり、一番リラックスできる時間は、シャワーを浴びている時です。普通に生活しているだけでも、汗をかいたりとかいろんなもので汚れていくじゃないですか。勝手にこっちが汚れたものを、水がきれいにしてくれているということ。それがすごく気持ちいいし、それを温めてくれるガスとか、いろんなものに感謝しながら「ありがとう」っていつも感謝しています。誰も見ることはないですけれども、僕はシャワーを浴びている時が一番穏やかかなと思います。
■インタビュー動画はこちらからチェック
メイキング映像・撮影秘話
今回のTVCMの舞台設定は、人里離れた山奥。「もしかしたら、本当に鬼が昔ながらに住んでいるのではないか?」と思えるようなロケ地の一部は、人がすれ違うのも困難な山奥にあり、撮影機材を運ぶのも困難を極めたという。
山田孝之さん扮する鬼は、半世紀以上も独り山奥で暮らしてきた鬼。そんな鬼が一人のおばあさんと出会い、「心の豊かさ」というものに触れ、心に微かな変化が生じていく。
おばあさんに出会う前のいかにも粗暴な様子の鬼と、おばあさんから気づきを得て人間らしさを垣間見せていく鬼の繊細な変化を、山田さんが豊かな演技で表現している。
中でも鬼がおばあさんの前に登場するシーンは必見。人にあらざる鬼が、突如空からおばあさんの前に飛び降りてくる様子を表現すべく、今回山田さんは大胆なワイヤーアクションに挑戦しているからだ。
また、鬼の心を動かすきっかけとなったおまんじゅうを食べる際、粗暴な鬼の表情に瞬間的に戻る山田さんの形相にも注目していただきたい。
■CMメイキング映像はこちらからチェック
関連情報
https://www.jti.co.jp/cw/purpose/index.html
構成/清水眞希