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中古車を買うなら「認定中古車」を選ぶべき納得の理由

2024.04.06

認定中古車は納車前整備や保証も安心

認定中古車は納車前の整備も徹底している。トヨタの認定中古車の例を挙げると、トヨタ車以外の中古車を含め全車修復歴がないのは当然として、納車前にはまるごとクリーニング、トヨタ認定車両検査員による約60項目のチェック、オイルやワイパーゴムなどの消耗品交換が行われ、車両検査証明書が付き、メーカー、年式を問わず走行距離無制限&1年間の無料保証付き(全国約5000か所で保証対応可能)という手厚い安心が用意されている。

また、輸入車初心者でも安心できる(整備費用、車検費用を含め)フォルクスワーゲンの認定中古車の場合、納車前点検は、メーカー整備部門のスペシャリストがなんと71項目も点検するというから徹底している(項目数はガソリン車の場合)。そして納車前交換部品としてエンジンオイル&フィルター、前後ワイパーブレードが指定されているほか、車両のコンディションによってはエアコンフィルター、バッテリー、リモコンキーバッテリーの交換まで行うこともあるというからさらに安心だ。時期によってはガラスコーティングの無料サービスが行われていることもあったりする。

そして、決定的なのは、認定中古車はメーカー保証が基本的に1年つくこと。一般的な中古車専門店の保証は1~3カ月がほとんどなのである。さらに認定中古車であれば、オプション料金を払ってメーカー保証をもう1年、追加(2年のメーカー保証)することもできるのである。その安心度の違いは歴然だろう。もちろん、購入後の整備や車検、保証対応は買った正規ディーラー、および全国の拠点で行ってくれるのだ。また、トヨタの認定中古車の例では、プリウスなどのハイブリッド車の場合、ハイブリッド保証まで付く。その内容は、メインバッテリー、ハイブリッドトランスアクスル、ハイブリッドコントロールコンピューター、バッテリーコンピューター、スタータージェネレーター、DC-DCコンバーター、インバーター用冷却装置に及び、保証期間は初年度登録から10年目まで、または3年間の長いほうで累計走行距離20万キロ以内とされている。

認定中古車が決して割高ではない理由

では、気になる中古車価格だが、認定中古車が割高・・・というのは過去の話。今ではむしろ新車の納期遅延によって、車種によっては中古車専門店のほうが強気の値付けをしていることもある。認定中古車はさすがにメーカーの中古車部門だけに、突飛な値付けはしていないと考えていい。実際、同じ年式、グレード、程度、走行距離の中古車を調べてみたところ、ある輸入ステーションワゴンの例では、中古車専門店が車両本体価格286万円(車検整備、1カ月保証付き)、支払総額302万円。一方、認定中古車は車両本体価格285万円(車検整備、認定中古車1年メーカー保証付き)、支払総額308万円というケースがあった(いずれも車検2年の整備付き)。ここで注目すべきは、支払い総額で認定中古車が6万円高くなるものの、すでに説明したように、保証期間である。中古車専売の中古車専門店は1カ月、認定中古車は1年なのである。また、値引き交渉は意外なことに、認定中古車のほうがしやすいこともありうるのだ。現金値引きが難しい場合でも、純正アクセサリーなどを値引き代わりに付けてくれやすいのは(販売条件によります)、正規ディーラーならではだろう。

つまり、同型、同年式、同程度、同走行距離の中古車があったとして、認定中古車の支払総額が中古車専門店の支払総額より10万円ぐらい高かったとしても、整備内容、交換部品、保証期間を考慮すれば、じつはお買い得であり、またより安心できることにもなるわけだ。※もちろん、安心できる中古車専門店の中古車もある。

とくにクルマにあまり詳しくなく、始めての中古車選び、中古車のコンディションの見極めなどできないケースで、認定中古車で見つけられる車種・・・ということであれば、認定中古車に狙いを定めるメリットはおおいにあると思える。間違いのない中古車選びのポイントは、中古車のコンディションはもちろんのこと、販売店選び、販売店の信頼度、そして納車前整備や保証内容によっておおかた決まると考えていい。もっとも、長年付き合っている中古車専門店がある、信頼できる中古車専門店を知っていて、納得できる価格、保証内容である・・・のであれば、その限りではないが。

ちなみに、下取り車がある場合でも、超人気車、レア車ではない限り、正規ディーラーの認定中古車部門に任せるのが安心だ。一か所ですべての契約をスムーズに済ませることができ、下取り価格も妥当。悪徳中古車専門店で問題になったように、後で下取り車価格を減額される、法外なキャンセル料を取られる(今でも横行しているらしい)、名義変更がされなかったため、後に下取りに出した(買い取りに出した)クルマの自動車税がこちらに請求される・・・なんていう、本来あり得ないトラブル、心配もまずないからだ。

文 青山尚暉/モータージャーナリスト

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