キャリアデザインセンターが運営する女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、働く女性361名を対象とした「新入社員」に関するアンケートを実施。結果をグラフにまとめて発表した。
今どきの新入社員に点数をつけるなら70.4点
【Q.1 直近3年以内に、あなたの職場に新入社員は入社した?】
直近3年以内に職場に新入社員が「入社した」人は46.3%、「入社していない」人は53.7%と、新入社員が入社していない人が若干多い結果になった。
【Q.2 新入社員の1年目に点数をつけるなら、何点?】
※採点の条件:70点が合格点
Q.1で「入社した」と答えた人に、今どきの新入社員の点数を聞いたところ、最も多かったのは「70~89点」で52.1%、次いで「50~69点」が26.9%で、平均は70.4点だった。
合格ラインである70点以上をつけたのは67.1%となっており、新入社員をポジティブにとらえている人が多いことがわかる。
■自分の新卒時よりも今どきの新入社員を評価する人が多数派
【Q.3 あなたの新卒1年目に点数をつけるなら、何点?】
※採点の条件:70点が合格点
自分自身の新入社員1年目の点数を聞いてみると、最も多かったのは「50~69点」で38.8%、僅差で「70~89点」が37.7%という結果になった。
Q.2で聞いた今どきの新入社員の点数と比較すると、平均点は約12点低い結果となり、合格ラインである70点以上の割合は41.9%と自分に対しては辛口評価をする人が多いようだ。
【Q.4 Q.2とQ.3、点差の要因は?】
Q.2とQ.3で点差があった人に、その要因について聞いた。
【今どきの新入社員>自分】という評価の人の要因
自分の新入社員時より、今どきの新入社員のほうが高い点数をつけている人は「コミュニケーション能力」や「モチベーションの高さ」を高く評価していることがわかった。
【今どきの新入社員<自分】という評価の人の要因
一方、自分の新卒時よりも今どきの新入社員に低い点数をつけている人は「ビジネスマナーの理解度」や「理解力(自分と他社、ものごととの関係性を理解する力)」に低い評価をしていることが判明した。