間もなく4月を迎え、多くの若者が社会人としての第一歩を踏み出すことになる。社会人生活は学生時代とは何もかもが異なり、ストレスの連続だ。そんな今までに経験したことのない心理的負担にやられ、下痢や腹痛をもよおす頻度が増えたというビジネスパーソンも、少なくないのではないだろうか?
OMAPANはこのほど、首都圏在住の新社会人(正社員)の男女87人を対象に「ストレスとお腹のトラブル」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
新社会人の約9割が日常的にストレスを実感
「新社会人として働く中で、学生時代に比べストレスを感じることはあるか?」と尋ねたところ、最多は「よくある」(51.7%)、続いて「時々ある」(36.8%)となり、9割弱(88.5%)が日常的にストレスを感じていることがわかった。
次に「入社後、腹痛や下痢などお腹の不調を感じたことはあるか?」と尋ねた。その結果「よくある」(40.2%)が最も多く、以下「時々ある」(31.0%)、「あまりない」(18.4%)、「まったくない」(10.3%)と続いた。これにより、7割超(71.2%)の新社会人がお腹の不調を実感していることがわかった。
では、どのようなシーンの時にお腹の不調は起こりやすいのだろうか。お腹の不調を感じた男女それぞれに尋ねたところ、男性は「打合せ・会議・プレゼン中」(男性:50.0%、女性:30.8%)、女性は「通勤・移動中」(男性:44.4%、女性:61.5%)と「プレッシャーを感じる時」(男性:33.3%、女性:61.5%)がトップとなった。トイレに行けない、緊張する、プレッシャーを感じるなどのストレスがお腹に違和感を与えているのかもしれない。
新社会人は、環境の変化だけでなく、職場の上司や取引先など学生時代にはなかった人間関係でストレスを感じやすく、また、句読点の「。」に威圧感を覚えてしまう「マルハラ」などにも代表されるように世代間のギャップで戸惑うことも多いとはず。そのようなちょっとしたことでも、彼らにストレスを感じさせてしまうことはあるのではないだろうか。
※お腹ピーピー総研 調べ
<調査概要>
調査期間:2024年2月29日~3月1日
調査手法:インターネット調査
調査対象:首都圏在住の2023年度入社の新社会人(正社員)男女
調査年齢:22歳以上25歳未満
有効回答者数:87人
調査実施機関:Freeasy
出典元:OMAPAN
構成/こじへい