小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

なぜ、日本の若年層は気候変動対応に関心が低い人の割合が突出して高いのか

2024.03.31

「カーボンフットプリント」の理解度が調査対象10カ国中で突出して低い結果に

カーボンフットプリント※1という言葉について、どの程度知っているか質問したところ、59%(グローバル平均19%)が「聞いたことがない」、33%(グローバル平均32%)が「聞いたことはあるが詳しくは知らない」と回答し、9割以上がよく理解できていないことが判明。

グローバル平均の51%を大きく上回る結果となり、世界の認識との差が大きく開いていることが分かる。

※1 カーボンフットプリントとは、個人、組織、プロセス、製品、イベントなどが特定の境界線内から大気中に放出した温室効果ガス(GHG)※2の量を指す。多くの環境イニシアティブは、気候変動対策として二酸化炭素排出量を中和、除去または削減することを目指している。

※2 二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、特定の合成化学物質などの温室効果ガスは、地球から放出されるエネルギーの一部を閉じ込め、大気中の熱を逃さない。

「気候変動に対処するための手段として知っていること」についての問いに、「とてもよく知っている」「ある程度知っている」と回答した人を合わせた割合が最も高かった項目は「クリーンな交通手段(自転車、公共交通機関、電気自動車(自動車、バス、電車を含む))」の65%で、同項目はグローバル平均でも78%と最も知られた対応策として挙げられている。

国内では次いで「再生可能エネルギーと燃料(風力発電、太陽光発電、グリーン水素)(63%)」、「廃棄物の削減(再生可能な材料、プラスチック使用量の削減、堆肥化可能な材料)(54%)」となった。

また、これら3項目は「対処する手段としてより詳しく知りたいこと」の上位3つにも挙げられている。

調査概要
調査名称:3M State of Science Insight(3M ステート・オブ・サイエンス・インサイト)
調査期間:2023年12月13日から2024年1月10日
調査対象:日本(1,006)、米国(1,000)、イギリス(1,002)、中国(1,001)、フランス(1,000)、ドイツ(1,000)、韓国(1,000)、カナダ(1,001)、メキシコ(1,000)、ブラジル(1,003)の10か国から各国18歳以上の成人男女、計1万13人
*本調査は、3Mが世界的な調査会社であるMorning Consult社に委託して実施した。
*95%の信頼区間では、誤差幅は、グローバルの10カ国レベルで+/- 1パーセント、各国ごとに+/- 3パーセント。

関連情報
https://news.3mcompany.jp/20240319S

構成/Ara

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。