iPhoneでリカバリーモードを利用する時の注意点
iPhoneでリカバリーモードを利用することで様々な問題が解決できるが、気を付けなければならないこともある。
ここでは、リカバリーモードを使用する時の注意点を2つ解説する。
- データ損失の恐れがある
- iTunesを最新のバージョンにアップデートする
■データ損失の恐れがある
リカバリーモードを利用し、iTunesに接続して出てくるポップアップで「復元」を選択すると、デバイス内のデータは完全に削除される。
リカバリーモードで初期化処理後にデータの復元は難しいケースもあるため、データを残したい場合はデータ損失なしの方法を試すと良い。
■iTunesを最新のバージョンにアップデートする
iTunesを経由してiPhoneをリカバリーモードに移行する場合、パソコンに最新バージョンのiTunesがインストールされている必要がある。
そうでない場合は、失敗する可能性があるため、リカバリーモード利用前にiTunesのバージョンを確認し更新するようにご注意いただきたい。
まとめ
もし、iPhoneがロックされて使用不能な状態になってしまった時、あるいは、iOSアップデートや復元の失敗で不具合を起こした時、最も効果的な対処法はリカバリーモードである。
しかし、データ損失の恐れがあるため、リカバリーモードを使う際は必ずパソコンかiCloudに事前にバックアップを取ると良いだろう。
予期せぬ事態に備えて普段からバックアップはこまめに取っておくことをおすすめする。
構成/編集部