目次
iPhoneで撮影した動画をSNSにアップしたり、メールやLINEなどで家族や友人と共有したりすることがあるだろう。
そのような時、動画の不要な部分を切り取りたいと思ったことはないだろうか。本記事ではiPhoneで撮影した動画を切り取る方法を解説する。また動画から静止画を切り取る方法についても解説する。
iPhoneで撮影した動画を切り取る方法
「写真」アプリを使えばiPhoneで撮影した動画を切り取り(トリミング)することが可能だ。
以下にその手順を紹介する。
①「写真」アプリでビデオを再生し、「編集」をタップする。
②ビデオのタイムラインの両端にあるスライダを動かして、開始時点と終了時点を変更する。
※トリミング中はタイムラインの枠は以下の図のように黄色くなる。
③切り取りたい範囲を設定したら、「✓」マークをタップする。
④「✓」マークをタップすると以下のような保存方法が表示されるので、いずれかをタップする。
- 「ビデオを新規クリップとして保存」:元の動画はそのままで、編集した動画が別の動画として保存される。
- 「ビデオを保存」:元の動画が削除され、編集した動画のみが保存される。
※iPhone の「写真」アプリでの動画編集は、以上のような簡単な編集のみが可能である。
(画像はiOS17を使用)
iPhoneで撮影した動画から静止画を切り取る方法
動画で撮影した1シーンを写真で残したい時は、動画から静止画を切り取る編集をすることが可能だ。
写真だとなかなか上手く撮れなかったり、目をつぶってしまったりすることもあるだろう。
その場合は、動画から一番良いショットを選択して写真に編集することができるので便利だ。
ここではiPhoneを使って動画から静止画を切り取る手順を紹介する。
①「写真」アプリでビデオを再生し、静止画にしたいシーンで止め、スクリーンショットする。
②スクリーンショットした写真を開き、「編集」をタップする。
③「切り取り」を選択し、不要な部分を切り取る。
④切り取り範囲を設定したら、「✓」ボタンをタップすると編集した写真が保存される。
※この方法はYouTubeのサムネイル作成などにも応用できるため、覚えておくと良いだろう。
iPhoneで撮影した動画を切り取る際の注意点
iPhoneで撮影した動画を、切り取る際に注意することは以下の2つである。
- 動画の分割はできない
- 専門的な編集はできない
この2つの注意点について、以下に解説する。
■1.動画の分割はできない
カット(分割)とは、動画の中の不要な部分を削除することであり、動画の前後だけでなく、中間部分に対する切り取りも含まれる。
しかしiPhoneの「写真」アプリでは、前項で解説したように動画の前後しか切り取ることができない。
真ん中部分などの他の不要なシーンの削除はできないのだ。
動画の分割を行いたい場合は、動画編集アプリを活用すると良いだろう。
■2.専門的な編集はできない
iPhoneに標準搭載された機能で撮影した動画を編集できるのは、切り取りや画像の明るさや色の調整、傾きの調整などに限られる。
動画を分割したり、BGMをつけたり、字幕やスタンプなどを入れ込んだりしたい場合は、専用の動画編集アプリをダウンロードして使用することをおすすめする。
以下に無料の動画編集アプリを使用するメリットやデメリットについて解説するので、使用を検討している方は、ぜひ参考にしてほしい。