内定式における注意点
内定式は、社会人としての第一歩を踏む場面となる。ビジネスシーンに合った振る舞いが求められるため、式当日の注意点を確認しておこう。
■ ビジネスマナーを守る
内定式でまず気を付けたいのが、ビジネスマナーに反した言葉遣いや行動をしないようにするということだ。内定式は緊張しがちな学生のために、気さくに話しかけてくる先輩社員もいるだろう。しかし、先輩社員とすれ違ったら一礼する、話しかける時は「失礼いたします」を添えるなど、常に見られている意識を持った丁寧な対応を心掛けよう。
また、ホームページに載っている社長や重役はもちろん、お世話になった社内の人の名前は覚えておくこともポイントだ。
■ 身だしなみに気を付ける
内定式の服装は先述の通り、ビジネスシーンに適したスーツもしくはビジネスカジュアルが好ましい。間違っても目立つ色やデザインの服は避けなければならない。明るすぎる髪色や、派手なネイル・メイクもNGだ。
もし、私服指定で迷った時は、フォーマルに仕上げることを意識してほしい。ネイビーやベージュといった落ち着いた色のジャケットに、シャツやブラウスを合わせるのが無難だ。
2024年の内定式がいつかを予測しておこう
正式に採用の通知を受け取る内定式は、10月1日に行われることが多い。2023年は1日が日曜日だったが、2024年は火曜日にあたる。内々定をもらっている大学4年生は、スケジュールを確保しておこう。
ちなみに、内定式は自由参加とされているものの、参加は必須と考えるのが好ましいだろう。不参加のペナルティこそないが、印象が損なわれかねない。「重要な情報の聞き逃し」や「職場の人間関係構築に出遅れる」などのデメリットも考えて、行く・行かないを判断してほしい。
文/shiro