働き方を変えるDXサービスを提供するSansanは、就職や転職がピークを迎える4月を前に、企業で働いている20〜50代の社会人を対象とした第2回「会社員イメージ調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
2023年11月の勤労感謝の日に合わせて行った第1回目の「会社員イメージ調査」では、約90%の中高生が会社員として働く大人の姿を「かっこいい」と感じていることがわかった。
同社ではその結果を受け、「会社員自身はどう感じたのかを明らかにするため、2回目となる『会社員イメージ調査』を実施しました」と説明している。
約90%の中高生が「会社員はかっこいいと思う」と回答したことに約70%の会社員が「意外だと思った」
「意外だと感じた」と回答した人は26.6%、「どちらかと言えば意外だと感じた」と回答した人は38.9%だった。
意外だと感じた理由は、「会社員である自分のことをかっこいいと感じることがないから」がトップで、「あまり注目されることがない存在だと感じているから」「会社員ではない働き方のほうがかっこいいと感じるから」が続いている。
自由回答では、「今はYouTuberのような職業に憧れている子どもが多いのだと思っていた」というコメントもあった。
■70%以上が「会社員でよかったと思うことがある」
「会社員でよかったと思うことがある」と回答した人は21.7%、「どちらかと言えばある」と回答した人は50.1%で、合わせて70%以上にのぼることがわかった。
会社員でよかったと思う理由は、環境や報酬の安定がトップで、次に「会社員でなければなかった出会いがあるから」「一人ではなく、チームで仕事ができるから」といった回答が続いている。
安定の面以外では、出会いやチームワークなど、人とのつながりに価値を感じている人が多いことが推察できる。
■60%以上が「会社員としての仕事にやりがいを感じることがある」
次に、会社員としての仕事に、やりがいを感じることがあるかを聞いたところ、合わせて60%以上が「ある」「どちらかと言えばある」と回答した。
そう思った理由は「自分の能力を活かせていると感じたとき」がトップで、「誰かの役に立ち、感謝されたとき」「難しい仕事をやり遂げたとき」が続いている。