日中はアウターを脱いでいても汗ばみ、夜はコートを着込んでも寒い……。そんな調子で春先は寒暖差が大きい。この気温の変化に対応しきれず、体調を崩してしまう人も多いのではないだろうか?
キリンビバレッジはこのほど、全国の20~60代の男女600名を対象に「春の体調管理に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
1.実は、3〜5月は寒暖差が平均9.5℃ で1年の中で最も差が大きい季節(気象庁データ)
気象庁のデータによると、2023年3〜5月の最高・最低の平均気温の差は9.5℃であり、春が1年の中で最も寒暖差がある季節だと言える。これは季節の変わり目における気温の変動が激しくなっていることを示唆しており、私たちの日常生活においても体感しやすくなっていることがうかがえる。
2.約9割が春の季節の“寒暖差”を実感。約7割が“体調管理が難しい”と回答
特に3月から5月にかけては、気温の寒暖差を実感している人が多いことがわかった。調査によると、「春の季節(3〜5月)は、寒暖差を感じますか」という質問では、約9割の人が実感しているという結果となり、また春夏秋冬の中では、春が最も寒暖差を特に感じやすい季節として選ばれた。
また、調査対象者の7割以上が、春の体調管理の難しさを感じていると回答した。春の体調管理の難しさに関する具体的なエピソードについては、「朝晩の気温変化が、その日に着る服選びに困る」「季節の変わり目の中でも特に体調に変化が出やすい気がする」など、季節の変わり目に特有の問題や体調変化に直面している事例が挙げられた。
3.寒暖差対策として約6割が「厚着・重ね着をする」と回答。「他の対策方法を知らない」は約4割
寒暖差の対策方法として、全体の61.2%が「厚着・重ね着をする」と回答し、一番多い回答となった。衣類で対策すると回答した人の約4割が「他の対策方法を知らない」と回答した。寒暖差の対策方法は体の外側からの対策が上位となり、一時的な対応に留まっていることがうかがえる。