約3人に1人が自分の能力に対して初年度年収は「低い」と感じている
自分の能力・経験に対して、この初年度年収が妥当だと思うかを聞くと、約3人に1人が「少し低い(23.4%)」、「低すぎる(10.5%)」と回答。金額が足りていない、と不満に感じている人が一定数いることがわかる。
実際の初年度年収に対して率直にどう感じたかを聞くと、将来昇給が見込めるかを不安視する声や、物価高な今、生活・貯金のためにも給料を上げてほしいという声が寄せられた。
反対に、1年目の未経験者がもらえる金額としては妥当と考えている人もいた。
■初年度年収は「400万円」から高いと感じる、「700万円以上」ともなれば高収入
初年度年収はいくらからが高いと感じるのでしょうか。その金額を聞くと、「400万円以上」から高いと感じる人が増え始めた。700万円以上ともなると、かなりの高収入であることが推察できる。
もし新卒1年目から高収入が見込めるチャンスがあれば、挑戦したいと思うかを調査すると、約7割が「そう思う(32.0%)」、「どちらかといえばそう思う(37.2%)」と回答。
その理由には、「ガンガン稼ぎたいから(千葉県・22歳男性)」、「将来のために貯金がしたいから(京都府・21歳男性)」、「能力に見合った給料が欲しい(鳥取県・23歳男性)」、「働きがいがあるから(愛知県・19歳女性)」といった声が挙がっている。
一方、挑戦したいと思わない人では、「プレッシャーになる(秋田県・21歳男性)」、「スキルを上げてから挑戦したい(新潟県・22歳女性)」といった、責任の大きさを危惧する声も見られた。
調査概要
調査テーマ/就活事情調査
調査方法/WEBアンケート調査
調査対象者/全国の就活生から社会人1年目までの男女 合計500名
※2024年に就活中(就活する予定)の学生166名、既に内定が決まっている学生166名、社会人1年目168名
調査実施日/2024年2月16日~20日
調査主体/絆ホールディングス株式会社
調査機関/株式会社ネオマーケティング
関連情報
https://career-draft.com/
構成/清水眞希