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「天網恢恢疎にして漏らさず」は誰の言葉?読み方、意味、使い方を解説

2024.04.11

「天網恢恢疎にして漏らさず」の対義語

天網恢恢疎にして漏らさずには、「網呑舟の魚を漏らす」「天に目なし」「網にかかるは雑魚ばかり」といった対義語も存在する。併せて意味を確認しておこう。

■網呑舟の魚を漏らす

「網呑舟の魚を漏らす(あんどんしゅうのうおをもらす)」は、船を飲み込まんばかりの大きな魚でも、捕まえられず逃してしまうことがあるのを意味することわざだ。また、どんな法律をもってしても裁けない罪があることに対する嘆きでもある。

■天に目なし

「天網恢恢疎にして漏らさず」の対義語が「天に目なし(てんにめなし)」だ。字の如く天には目がないので、少しの悪事や不正を働いても見つからないことを指し、まさに反対の意味を持つ。

■網にかかるは雑魚ばかり

「網にかかるは雑魚ばかり」は、字の通り小者ばかり網にかかるという意味を持つことわざだ。直接的な反対語ではないが、大物は網にかからない=権力者は大金や地位をもって罪を逃れてしまうことへの嘆きも含んでいる。

悪事や不正に手を染める前に「天網恢恢疎にして漏らさず」

「天網恢恢疎にして漏らさず」は、中国の哲学者・老子の言葉に由来することわざだ。天の目は広くゆるやかに見えて、悪事は必ず捉えられ罰せられるという意味を持つ。

ビジネスや日常で適用する機会は多くないが、教養を高めるためには正しい使い方や類義語・対義語を知っておくといいだろう。自身に魔が差しそうな時にも、戒めとして役立つはずだ。

文/shiro

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