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嫌われる恐怖から自由になるメリットとは?嫌われても平気な人に共通する6つの特徴

2024.03.27

嫌われても平気な人とは、本当に嫌われるようなことをするわけではなく、他人の評価を気にせず自然体で自分らしく生きている人のこと。あなたは「他人に嫌われたくない」という気持ちから、自分に制限をかけていませんか? 今回は、嫌われても平気な人の特徴や、嫌われる恐れから自由になるメリットを紹介します。嫌われても平気な人の特徴から、自分らしく生きるためのヒントを学んでいきましょう。

嫌われても平気な人の特徴

嫌われても平気な人にはどういった特徴があるのでしょうか。見ていきましょう。

■1.物事を俯瞰して見る

嫌われても平気な人は、物事を俯瞰して見ることができるのが特徴です。「私は私、あなたはあなた」と自他を明確に分けて捉えており、自分自身を客観的に見ることができるのです。そのため、自分がどのような人間であるかを冷静に分析し、自己評価を下すことができます。

■2.自分の価値観を大切にする

嫌われても平気な人は、自分の価値観や考え方をしっかりと持っており、周りの意見や評価に流されることなく、自分の判断基準に従って物事を決めていきます。その人の中にどっしりとした太い軸が1本通っているようなイメージです。また、自分の意見を相手に伝える際も、押し付けたり強要したりすることはなく、相手の意見を尊重し思いやりを持って接するのも特徴です。

■3.人間関係を選ぶ

嫌われても平気な人は、人間関係を選ぶのも特徴です。自分にとって価値のある、心を開ける人たちとの関係を重視し、他人からの否定的な意見にはそれほど心を砕かない傾向があります。自分に合わない人からはそっと距離を置くので、嫌われたとしても影響を受けることはないのです。

■4.ストレス耐性が高い

嫌われても平気な人は、自分なりのストレス発散方法を持っていて、ストレス耐性が高いのが特徴です。人間関係のトラブルがあっても、他人からの評価よりも、自分自身が自分をどう評価するかが大事であると考えています。そのため、嫌われても、そのせいで自分を責めたり、自信を失ったりすることはないのです。

■5.自己肯定感が高い

嫌われても平気な人は、自己肯定感が高いのも特徴です。自分の良いところを知っていて、自分の能力や存在を肯定的に捉えることができます。「自分のことは自分で認める」という意識が強いため、他人の意見や評価に左右されずに過ごしていけるのです。

■6.主体的に行動する 

嫌われても平気な人は、主体的に行動することも特徴の一つです。自分のやりたいことが明確なため、その目的や目標に向かって自ら考えて動きます。そのため、他人に依存することがないのです。

嫌われる恐れから自由になるメリット

嫌われる恐れから自由になるメリットには何があるのでしょうか。特に重要な3つのメリットについて紹介します。

■1.ストレスが減る

「嫌われたくない」という思いを持っていると、人間関係で気疲れしやすくなります。「嫌な思いをさせてないかな?」「あの人にどう思われてるんだろう?」と思い悩むこともなくなります。精神的なストレスが減って気持ちが軽くなり、リラックスして日々を過ごせるようになるでしょう。

■2.自分らしさを取り戻せる

他人の目を気にして自分のやりたいことができなかったり、他人からの評価を必要以上に気にしたりしていると、自分らしさが失われていきます。「嫌われたら仕方ない」と受け入れられたら、自分に制限をかけることなく、ありのままでいられるようになるはずです。自分らしさを隠さずにいることで、本当に理解し合える人たちと繋がっていくことができるでしょう。

■3.自己成長が加速する

嫌われる恐れから自由になると、自分の意見やアイデアを自信を持って表現することができるようになり、未知の分野に挑戦することへの恐れが減ります。そのため、より多くの経験を積むことができるようになり、自己成長が加速していくでしょう。

嫌われても平気な人になるためのヒント

最後に、嫌われても平気な人になるためのヒントを紹介します。できることから取り組んでいきたいですね。

■1.人間関係を見直す

周りにどんな人がいるかは、私たちの心に大きな影響を及ぼします。人間関係を定期的に見直して、自分を好きでいてくれる人との時間をなるべく増やしていきましょう。肯定的なフィードバックがあることで、自己肯定感が高まります。ネガティブな影響を与える人とは距離を置くことも時には必要です。

■2.ノートをつける

日々の出来事や感じたことをノートに書いて、自分の考えや感情を振り返る機会を持ちましょう。嫌われても平気な人になるためには、自分自身を深く理解して受け入れていくことが大切になります。自分の人生において大切なものを明確にしていくことで、他人の評価に左右されにくい自分になれます。

■3.短所を受け入れる

自分の完璧でない部分や短所を受け入れ認めていくことで、より客観的に自分を見ることができ、他人の評価によって揺らがなくなります。短所を認めることには抵抗感が出てくるかもしれませんが、本来、長所と短所は表裏一体。短所を受け入れることによって、長所も活かせるようになるのです。

揺るぎない自分をつくろう

嫌われても平気な人とは、他人の評価に左右されず、自然体で周りと調和しながら過ごせる人のことだとお話しました。嫌われても平気な人になるには、深い自己理解と自己受容が大切になります。嫌われる恐れから自分を解放させて、揺るぎない自分をつくっていきたいですね。

文/高見 綾
心理カウンセラー|“質上げ女子”のお悩み相談。カウンセラー養成コースで豊富な臨床経験を積み、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただく。相談数3千超。著書は「ゆずらない力」(すばる舎)。

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