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「高みの見物」と「対岸の火事」の違いと正しい使い方

2024.09.28

「高みの見物」の対義語

「高みの見物」には、次のような対義語があります。

・火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)

・干渉(かんしょう)

「火中の栗を拾う」とは、自分の利益にならないのに、危険をおかすという意味です。干渉は、物事に強引に関わり、自分の考えに従わせようとすることを指します。

どちらも、関係がないのに強引に関わっているという意味で、「高みの見物」とは反対の意味を持つ言葉です。

ここでは、「高みの見物」の対義語を解説します。

■火中の栗を拾う

「火中の栗を拾う」は、自分の利益にならないのに、危険をおかすことのたとえです。猿におだてられた猫が、火の中の栗を拾って大やけどをしたという寓話がもとになっています。

本来は、うまく言いくるめられて他人のために危険をおかすという意味ですが、現在は主に自分から進んで危険をおかすという意味で使われています。

(例文)

・リスクが高い案件だが、成功したときのリターンは大きく、火中の栗を拾う価値はある

・人助けは必要だが、火中の栗を拾うような状況にならないよう注意した方がいい

参考:デジタル大辞泉

■干渉

干渉とは、他人のことに立ち入って自分の意思に従わせようとすることです。相手の領域に必要以上に立ち入ることで、外側から眺める「高みの見物」とは反対の意味になります。

干渉は、国際法上、一国が他国の内政・外交に介入するという意味でも使われます。

(例文)

・いくら上司でも、部下のプライベートなことにまで干渉するのは良くない

・彼女は子どもに干渉しすぎたことを反省している

参考:デジタル大辞泉

「高みの見物」とは興味本位に傍観すること

「高みの見物」とは、自分とは関係のないことを興味本位で眺めることです。ただ眺めるだけでなく、面白がって眺めている・見下しているというネガティブなニュアンスを含んでいます。使う場面には注意した方がよいでしょう。

野次馬や傍観などの類義語もあるため、一緒に覚えておくと表現の幅が広がります。例文も参考に、「高みの見物」の意味を正しく覚えておきましょう。

構成/須田 望

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