3.更年期障害との付き合い方、今後の働き方について
■「フェムケア」認知度は19.8%。40代・50代より30代の方が高い傾向
更年期障害対策としてサプリメントの服用や病院の受診などがある中で、「フェムケア」の認知度を調査した。「知っており、使用している」または「知っているが、使用はしていない」と回答した人の割合をフェムケアの認知度とすると、19.8%。
年代別で見ると30代は24.6%、40代は18.1%、50代は16.8%となった。また、「フェムケアフード」の認知度は8.4%で、30代は13.2%、40代は5.4%、50代は6.6%という結果に。健康面への不安がより大きいのは50代だったが、「フェムケア」「フェムケアフード」の認知度は30代の方が高く、50代にはあまり知られていないことがわかる。
■職場に更年期障害関連の制度が欲しい人は半数以上、特に「更年期障害、ゆらぎ症状による休暇制度」
職場に更年期障害・フェムケア関連の制度を導入してほしいと思う人の割合は半数以上となった。中でも「更年期障害、ゆらぎ症状による休暇制度(27.2%)」と回答した人は約3割だった。「ゆらぎ症状」とは、ホルモン量の増減によって起こる様々な症状のこと。その重さも人によって異なる。予防しにくい症状だからこそ、休める制度が欲しい人は多いと考えられる。
4.年齢を重ねても自分の人生を楽しんでいそうな憧れの女優ランキング
最後に、年齢を重ねても人生を楽しんでいそうな、憧れの女優を回答してもらった。1位は石田ゆり子さん(35.6%)、2位は松嶋菜々子さん(10.6%)、3位は篠原涼子さん(4.8%)という結果になった。
【選んだ理由】
1位:石田ゆり子(35.6%)
・年齢を重ねても、柔らかく可愛らしいイメージのままだから(大阪府・39歳)
・無理をしていない、自然体な雰囲気があるから(熊本県・46歳)
・きれいでいきいきしているように見えるから。憧れの存在(神奈川県・56歳)
2位:松嶋菜々子(10.6%)
・歳を重ねてさらにきれいになっているから(千葉県・32歳)
・いくつになってもきれいで上品な人だから(東京都・32歳)
・家族も大事にしていると感じる。公と私をしっかり分けているイメージがある(愛知県・48歳)
3位:篠原涼子(4.8%)
・いきいきと仕事をしているので(大分県・31歳)
・いつまでも若々しく、人柄が変わらないから(福岡県・40歳)
・いつまでも美しいから(千葉県・48歳)
<調査概要>
「女性の働き方と女性特有のゆらぎ症状への実態調査」
調査期間:2023年12月13日~14日
調査対象:全国の30代~50代の働く女性 計500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
出典元:アサヒグループ食品株式会社
構成/こじへい