コモディティ化への対処法
商品・サービスのコモディティ化は、多くの産業で深刻な問題となっています。機能や品質だけでは勝負が困難になった今、企業はどのように対処すればよいのでしょうか?
■ブランディングで顧客の信頼を得る
商品の機能や品質に大差がない場合、消費者はその企業が持つブランド力やイメージを重視します。中小企業の知名度は大手企業に劣りますが、地道なブランディングを続けていけば、『〇〇といえばA社』というイメージが構築され、購入者の増加につながります。
ブランディングのポイントは、商品・サービスが持つストーリーを前面に出し、消費者の感情に訴えることです。企業の打ち出すブランドストーリーに共感した人は、自然と商品・サービスを利用するようになるでしょう。
■常に新しい価値を与える
コモディティ化の問題から脱却するには、商品・サービスに常に新しい付加価値を与えることが重要です。具体的には、独自の機能を追加したり、アフターフォローを手厚くしたりといった方法が考えられます。
万人に受け入れられる商品・サービスを目指すよりも、ターゲットを絞り込んだ方がコモディティ化をいち早く脱却できる可能性があります。用途を限定し、ターゲット層が求める機能を充実させれば、他社との差別化につながるでしょう。
業界ごとで異なる言葉の意味・役割を知ろう
コモディティという言葉は、普段の生活よりもビジネスシーンで見聞きすることが多いため、意味・使い方をしっかり把握しておく必要があります。
投資におけるコモディティは、投資対象となる一次産品や原材料を指します。マーケティングの分野で用いられるコモディティ化は、一般化と同義です。本来は、商品・サービスに対して使う言葉ですが、近年は人材にも用いられています。業界ごとに意味・使い方が異なる点に注意しましょう。
構成/編集部