S.RIDE株式会社は、タクシーアプリ「S.RIDE」を用いた自家用車活用事業(以下、「タクシー事業者による」)の支援を開始すると発表した。
アプリ「S.RIDE」もアップデート、本制度のスムーズな導入を推進
これに対応してグリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通、チェッカーキャブ無線協同組合のタクシー事業者5社は、東京23区および武蔵野市、三鷹市において、「タクシー事業者による自家用車活用事業(ライドシェア)」の運用を2024年4月より順次開始する。
同時に対象となる車両をアプリから配車できるよう、タクシーアプリ「S.RIDE」のアップデートも実施。本制度のスムーズな導入を推進していく。
S.RIDEおよびタクシー事業者5社は、3月6日より「アプリ配車専用車両の運行の実証実験」および「乗務員の勤務体制や運行エリアの調整」を実施中だ。
そこに今回の「タクシー事業者による自家用車活用事業(ライドシェア)」の運用が加わり、これらの3つの施策を掛け合わせにより、東京都内のタクシー供給不足の解消を目指す。
今回の支援に関してS.RIDE株式会社では、「S.RIDEでタクシーに乗車されるお客様に喜んでご利用いただける利便性と付加価値の高い機能・サービスの提供に取り組んでいきます。タクシーを起点とした人々の移動に伴う体験価値の向上と豊かな社会につながるモビリティサービスを追求し、モビリティ産業への貢献をめざします」とコメントしている。
■タクシーアプリ「S.RIDE」とは
概要/ソニーグループが保有するAIとIT技術を活用して開発したタクシー配車アプリ
対応エリア/宮城県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、宮崎県
・エリア詳細はこちらから https://www.sride.jp/jp/area/
主なアプリ機能/
・タクシーの配車(いますぐ呼ぶ、予<(空港定額含む>、事前確定運賃)
・クレジットカードの事前登録によりアプリからの配車でスムーズなネット決済
・流しからの乗車でも車載タブレットからネット決済が可能なS.RIDE WALLET
・経費精算プログラムとの連携、メールでの電子領収書発行
・対応決済/Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Apple Pay、CAB CARDモバイル決済
構成/清水眞希