3. 92.4%が、サードパーティーCookieの廃止による「広告運用への影響」を懸念
Q1で「知っている」と回答した人に、「Q4.あなたは、サードパーティーCookieの廃止について、広告運用への影響をどの程度懸念していますか」(n=172)と質問したところ、「非常に懸念している」が45.9%、「やや懸念している」が46.5%という結果になった。
4. まとめ
今回は、事業会社・広告代理店のWebマーケター201名を対象に、Webマーケターの関心調査2024を実施した。
まず、Webマーケターの約9割が、2024年のChromeのサードパーティーCookie廃止を認識しており、2024年度のWebマーケターとしての関心事項としても、第1位「Cookie規制に伴うChromeのサードパーティーCookieの廃止」(57.7%)という結果になった。また、Webマーケターの92.4%が、サードパーティーCookieの廃止による「広告運用への影響」を懸念している。
今回の調査では、ChromeのサードパーティーCookie廃止がすすむなか、Webマーケティング業界が大きな転換期を迎えていることが明らかになった。各企業はサードパーティーCookie廃止への対策を迫られているが、これを機に、データプライバシーに対応した持続可能なマーケティングのあり方へとシフトすることが求められている。広告の効果を正確に測定し、データ活用の新たな方法を模索することが、今後の成功の鍵となるのではないだろうか。
<調査概要>
調査概要:Webマーケターの関心調査2024
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年2月5日〜同年2月9日
有効回答:事業会社・広告代理店のWebマーケター201名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
出典元:アドエビス(株式会社イルグルム)
構成/こじへい