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ちゃんと起動しても実は危険!?iPhoneを水没させてしまった時のNG行動

2024.03.16

湯船に落としてしまった、コップをひっくり返してしまったなど、iPhoneが水没してしまった際には、通常通り電源が入っても、使い方に気を付けなければいけません。

本記事では、iPhoneが水没した際に確認したいポイントや、使う上での注意点について紹介していきます。

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iPhoneが水没してしまったら…確認するべきポイントは?

まずは、iPhoneが水没してしまった際に真っ先にチェックしたいポイントを、症状別に紹介していきます。

水没したiPhoneの電源が付かない時に確認するポイント

iPhoneといったアップル製品は、購入後1年間は限定保証が用意されていますが、液体による損傷の場合、保証の対象外となります。ただし、消費者法に基づく法的権利が適用される場合もあります。

iPhoneが水没してしまった、液体がかかってしまったという場合は、まず「水没マーク」と呼ばれる、液体侵入インジケータ(LCI)を確認しましょう。LCIは、2006年以降に製造されたiPhoneに内蔵されています。

ほとんどのiPhoneでは、SIMカードを挿入するパーツを取り外し、奥をのぞき込むことで、LCIが確認できます。LCIが赤く反応している場合、iPhoneの内部に液体が侵入していることになります。

この場合、アップルやアップル正規サービスプロバイダに問い合わせ、デバイスの検査やサポートを受けるのがおすすめです。

【参照】iPhone や iPod の液体による損傷は保証対象外

iPhoneの水没マークが見えない時の対処法

iPhoneのSIMスロットを取り外し、のぞき込んでも水没マークが確認できない場合は、ライト付きの拡大鏡などを使うのがおすすめ。iPhone本体を少し傾けることで、LCIが視認しやすくなります。

また、LCIが赤く反応していない場合でも、iPhoneが水没して電源が入らなくなってしまった場合には、アップルに問い合わせ、サポートを受けるのが無難です。

iPhoneが濡れてしまった際に自分でできる対応としては、まず水以外の液体がかかった部分を水道水ですすぎ、糸くずの出ない柔らかい布で本体をふき取ります。

次にコネクタ部分を下に向けて手のひらに置き、優しく叩いて余分な水を排出させましょう。最後に、風通しの良い場所で自然乾燥させます。扇風機の前で風を当てることで、乾きが早くなる場合もあるでしょう。

iPhone 7以降のモデルは、防沫、耐水性能を有していますが、絶対に故障しないというわけではないので、iPhoneが水没した場合は、無理に電源を入れようとせずに、上述の方法を試すか、アップルへ問い合わせてみましょう。

【参照】iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について

水没したiPhoneは充電してはいけない?

水没したiPhoneや、水にぬれたiPhoneは、すぐに充電器に接続してはいけないといわれています。これは、濡れた本体内部に電気が通ることで、iPhoneが破損する恐れがあるためです。

アップル公式では、iPhoneが水没する、もしくは濡れてしまった場合は、最低5時間は、ケーブルでの充電を避けることが推奨されています。

一方、ワイヤレス充電の場合は、糸くずの出ない柔らかい布でiPhone本体をふき取った後、対応のワイヤレス充電マットに置けばOK。iPhoneの電源が入らなくなってしまった場合は、こちらで動作を確認するのがおすすめです。

【参照】iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について

水没したiPhoneが普通に使えても危険かもしれないって知ってた?

iPhoneを水に落とす、iPhoneに液体をこぼしてしまった場合、しばらくは普段通りに駆動していても、内部に液体が侵入しており、あとから動作不良に陥ってしまう可能性があります。

本体を布で拭くのはもちろんですが、LCIが赤く反応している場合は、上述の方法でiPhoneをしっかりと自然乾燥させてから使用するのがおすすめです。

水没したiPhoneが充電できなくてもドライヤーで乾かしてはダメ!

iPhoneを乾燥させる際に、ドライヤーを使えば時短になりそうと考える人もいるかもしれません。

しかし、iPhoneを乾かす際に、高温の熱源で直接乾かすのは、故障の原因となりかねないためNGとされています。ドライヤーやストーブを使ってiPhoneを乾かすのは控えましょう。

上述の通り、iPhoneを素早く乾燥させたい場合は、扇風機を使うのがおすすめです。

【参照】iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について

故障が疑われるiPhoneは修理に出すのもあり

何度も触れている通り、水没してしまったiPhoneは、アップルやアップル正規サービスプロバイダに問い合わせ、デバイスの検査やサポートを受けるのがおすすめです。

iPhoneには、購入後1年間のハードウエア限定保証がついていますが、水没による故障は保証対象外。また、AppleCare+に加入している場合も、水没は保証の対象外となります。

水没したiPhoneの修理代はどれくらい? アップルストアでかかる費用を確認

iPhoneの修理にかかる費用は、モデルによって異なります。下記サイトより、事前に使用しているモデルを選択し、修理にかかる見積りをチェックしておくのがおすすめです。

【参照】iPhone の修理サービス

修理サービスのタイプに、「水没」の項目は用意されていないため、「その他の損傷」を選択しましょう。ただし、見積額はあくまで目安である点は留意しておいてください。

水没したiPhoneを自分で修理するのは危険かも…

iPhoneのような精密機器は、自身で分解をして修理することもできます。

ただし、分解をすることで故障の原因となる可能性があるのに加え、一度自分で分解をしてしまうと、保証の対象外となる場合があるため、自身で修理をするのはあまりおすすめしません。あくまで自己責任となるので、注意が必要です。

※データは2024年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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