小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

フィットネスジムの倒産件数が過去最高、chocoZAP「1年半で1000店舗出店」の今後はどうなる?

2024.03.14

RIZAPグループの初心者向けのコンビニジムchocoZAPが転換期を迎えています。2023年10-12月に11億7700万円の営業利益を出したのです。chocoZAPブランドを開始してから、四半期単体で利益を出したのは2024年3月期3Qが初めて。資金調達も順調で将来に期待できるように見えますが、課題もあります。

フィットネスブームに終焉の兆し?

店舗数以外の差別化要因がない?

RIZAPグループの2023年4-12月の売上高は前年同期間比6.7%増の1229億8800万円、47億6900万円の営業損失(前年同期間は25億9500万円の営業損失)を計上しました。2024年3月期通期の売上高は前期比11.0%増の1720億円、18億円の営業損失を見込んでいます。

当初は通期で45億の営業損失を予想していましたが、27億円分の赤字が圧縮される見通しとなりました。ライザップは、chocoZAP事業の収益が好調に推移していることを要因に挙げています。

chocoZAPは2022年7月に事業を本格的にスタート。スマートフォンで簡単に入会手続きができ、24時間365日いつでも使い放題という手軽さが最大のセールスポイントのフィットネスジムです。アクティブ会員だけで110万人を突破しています。

フィットネスジムは専属のパーソナルトレーナーがつく高額タイプと、chocoZAPのようなトレーニングマシンをいつでも使えるセルフ型の廉価タイプの2極化が進んでいます。ライザップはトレーニング初心者の囲い込みに動きました。

出店スピードは極めて速く、事業を本格スタートしてから1年半ほどで店舗数は1000を超えました。

決算説明資料より筆者作成

chocoZAPは一定の広さを持つ店舗に、トレーニングマシンやゴルフの練習器具を設置するだけであり、競争力が強いビジネスモデルではありません。「結果にコミットする」タイプのフィットネスジムはトレーナーの育成や、結果を出すためのノウハウが必要。chocoZAPに専門人材の確保は必要なく、特別な店舗オペレーションもいりません。

ただし、差別化できる要因が一つだけあります。会員の利便性です。大量に出店しておけば、会員が旅行や出張、遠出した際にもジムを利用することができます。北海道から沖縄県まで全国津々浦々に出店したのは、店舗単位での採算性よりもユーザーの利便性と差別化を図ることの意味が大きいでしょう。

chocoZAPは月額税込3278円のサービス。入会する会員の数とともに、継続率が重要なのです。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年5月16日(木) 発売

新NISAで狙え!DIME最新号は「急成長企業55」、次のNVIDIAはどこだ!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。