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掃除をする時の節電意識、日本はアメリカ、フランスなど6か国中最下位

2024.03.14

若者世代にとってテクノロジーの重要性は増している

次に、お掃除とテクノロジーに対して、人は何を期待し、どのように利用したいと思っているのかという点で、世代間に違いがあることがわかった。18歳から24歳の回答者の25%が、テクノロジーの活用で生活をずっと楽にし、時間を節約してくれると考えている。55歳から65歳のグループでは、この数字はそれほど伸びず11%となった。しかし、回答者の半数以上(56%)がロボット掃除機などの家電が家事を楽にすると考えている。

ケルヒャーの本社があるドイツと日本を比較したところ、家庭用の清掃機器を購入する際、ドイツ人はコストパフォーマンス(90%)、高性能(89%)、耐久性(89%)を重視し、日本人は、耐久性(95%)、ユーザーフレンドリー(91%)、コストパフォーマンス(91%)となっている。日本人は性能よりも使いやすさに重きをおいているようだ。

また、世界の男女差を比較したところ、女性は、「エコパッケージ」といった環境面をやや重視する傾向があり、男性は、「最先端技術」が購入における決定的な要因であるといった結果も得ることができた。

日本に見られる他国と異なる傾向

他の5カ国と日本の違いに焦点を当ててみると、お掃除をする際の日本人の節電意識は6カ国で最下位となった。年代が上がるにつれて節電を意識する人の割合が低く、お掃除のために電化製品を使うことには躊躇がないようだ。

日本人は持続可能性について最も重要視しているという国という結果とは裏腹に、使い捨て文化が根付いている結果が見られる。他国と比べると顕著に意識が低いことがわかる。

出典元:ケルヒャー ジャパン株式会社

構成/こじへい

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