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〇〇ハラ疲れを感じる人も!?職場で気を遣う話題TOP3、3位性別に関する内容、2位家族や個人の問題、1位は?

2024.03.12

昨今、個人が違和感や不快感を覚える度に「〇〇ハラ」と名称がつくなど、時代の変化とともにハラスメントの種類が増えていることで、職場での発言にハードルを感じる風潮がある。

過去のJob総研調査(※)では、8割がハラスメントの境界線に神経を使っており、特に中間管理職層が「ハラハラ」に悩まされていることがわかった。
(※) 2023年 ハラスメントの境界線調査 報告書

職場でのコミュニケーションにも慎重さが必要になる中、実際に働く社会人はハラスメントについてどのような意識を持っており、ハラスメントの境界線はどのように変化しているのだろうか。

そこでJob総研では、587人の社会人男女を対象に、ハラスメントの境界線の認識と意識や、ハラスメントへの敏感さと年代別割合、また職場でハラスメントが気になった経験と話題、さらに「〇〇ハラ」が増加する時代への賛否とその理由、及びハラスメントの風潮への意識と年代別割合、そして「〇〇ハラ」が増加する時代への向き合い方と価値観などを調査した「2024年 ハラスメントの境界線調査」を実施した。

ハラスメントの境界線を正しく認識しているのは26.2% 境界線意識は「高くなっている」53.6%

回答者全体の587人にハラスメントの境界線を聞くと、「正しく認識している」が26.2%、「認識しているつもりだが正しいかは曖昧」が47.7%、「なんとなく認識している」21.3%、「全く認識していない」が4.8%という結果に。

同回答者にハラスメントの境界線への自身の意識を聞くと、「高くなっている派」は53.6%で過半数を占め、内訳は「とても高くなっている」13.8%、「高くなっている」17.4%、「どちらかといえば高くなっている」22.4%であった。

職場でのコミュニケーションの際のハラスメント意識を聞くと、「敏感になっている派」は81.3%で過半数を占めた。内訳は「とても敏感になっている」22.8%、「敏感になっている」24.9%、「どちらかといえば敏感になっている」33.6%。

年代別の回答では40代の「敏感になっている派」が87.1%で最多となり、次いで50代が86.8%、30代が82.1%、20代が73.4%という結果に。

職場で他人の発言がハラスメントかどうか気になるかを聞くと、「気になる派」は78.7%で過半数を占め、内訳は「とても気になる」18.9%、「気になる」24.2%、「どちらかといえば気になる」35.6%であった。

気になると回答した462人に特に神経を使う話題を聞くと、「外見や体型に関する内容」が61.0%で最多となり、次いで「家族や個人的な問題に関する内容」が55.2%、「性別に関する内容」が52.2%と、上位3つの回答となった。

回答者全体の587人に〇〇ハラが増加する時代への賛否を聞くと、「賛成派」は69.5%で過半数を占め、内訳は「とても賛成」16.2%、「賛成」14.5%、「どちらかといえば賛成」38.8%。

賛成と回答した408人にその理由を聞くと「個人によって受け取り方が違うから」が53.7%で最多となり、次いで「心理的に安全な環境を作れるから」が48.0%、「被害/加害の予防ができるから」が43.6%で続いた。

ハラスメントの風潮への意識を聞くと、「気にしすぎだと思う派」は56.8%で過半数を占め、内訳は「とても気にしすぎだと思う」10.9%、「気にしすぎだと思う」13.5%、「どちらかといえば気にしすぎだと思う」32.4%という結果に。

年代別の回答では40代の「気にしすぎだと思う派」が63.4%で最多となり、次いで50代が57.8%、20代が54.6%、30代が53.4%となった。

全体の83.1%が〇〇ハラが増加する時代に「合わせる」も69.1%が「生きにくい」

回答者全体の587人に〇〇ハラが増加する時代との向き合い方を聞くと、「時代に合わせる派」が83.1%で過半数を占めていた。内訳は「しっかりと時代に合わせる」12.9%、「時代に合わせる」35.8%、「どちらかといえば時代に合わせる」34.4%。

同回答者に〇〇ハラの増加に対する価値観を聞くと、「生きにくい派」が69.1%で過半数を占め、内訳は「とても生きにくい」13.6%、「生きにくい」17.9%、「どちらかといえば生きにくい」37.6%であった。

回答者自由記述コメント

〇〇ハラが増えることにより、生きにくさが増すという趣旨のコメントが顕著であった。

・なんでもかんでもハラスメントと言われると、冗談半分で指摘されても結構本気で気にしてしまう

・「〇〇ハラ」は話題になりやすいので、無理やりのこじ付けも起きやすい。発言が制限されて疲れる

・次から次へと知らないハラスメントが生まれてくるので、無意識に加害者になっていそうで怖い

・何かと指摘してくる「〇〇ハラ警察」みたいな人が職場にいて、コミュニケーションが取りにくい

・〇〇ハラが増える時代には追いつけない。気にしすぎだと思うし、正直「〇〇ハラ」疲れ

調査概要
調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国 / 男女 / 20~50代
調査期間:2024年2月14日~2月19日
有効回答数:587人
調査方法:インターネット調査

関連情報
https://job-q.me/articles/15552

構成/Ara

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