トピック3:仕事と家事育児の両立支援が課題
1日のうち、自分のために使える自由時間について、専業主婦(夫)世帯と共働き世帯を比べると、2時間未満(「1時間未満」と「1時間〜2時間未満」の合計)と回答した人は専業主婦(夫)世帯で28%に対し、共働き世帯は49%となった。逆に4時間以上あると回答した人は専業主婦(夫)世帯が37%に対し、共働き世帯は10%となった(図6)。専業主婦(夫)世帯に比べ、共働き世帯が仕事と家事育児の両立により自分の時間がない様子が伺える。
女性に家事・育児等が集中していることが、職業生活において女性の活躍が進まない要因の一つだと思うかという質問においては、84%の人がそう思う(「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」の合計)と回答している(図7)。少子高齢化により生産年齢人口(※1)の減少が社会問題となる中、仕事と家事育児の両立支援が大きな課題となっている。
<調査概要>
調査期間:2024年1月
調査対象者:全国20歳〜69歳男女、「ほぼ毎日」料理をしている人
調査方法:インターネット調査
構成/こじへい