小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

売価の確認や変更作業を8割も効率化したドン・キホーテのAIプライシング戦略

2024.04.25

ドン・キホーテ

AI利用プライシング戦略〝価格ミル〟を実施

ドン・キホーテ

価格変更業務のAI支援はお店の強みを生かすために

 PPIHが運営するドン・キホーテは、ディスカウントストア業界の成長を牽引する立役者だ。宝探しのようなワクワク感を演出する圧縮陳列など型破りな売り場で知られるが、2021年に〝価格ミル〟という新システムを追加。国内465店舗で〝AI VS 目利き〟の値づけ合戦が繰り広げられているのだ。仕入れや販売価格を各店舗に一任する〝権限委譲〟を成長の原動力としてきた同店が、価格ミルを導入する理由とは?

「サブスクの定着などで急激に変化する市場の中で弊社の〝顧客最優先主義〟を進化させる必要性がある。時代に合ったプライシング最適化の一環としてデジタル活用の強化を決めました」(価格ミル責任者・長谷川健司さん)

 価格ミルは、競合価格、天候、気温など、根拠となる膨大なデータをもとに、AIが値づけを行なう。これはあくまで推奨提案であり、変更の是非を店舗に委ねているからおもしろい。現在、1店舗の平均商品数は400前後。価格ミル導入後の売価の確認・変更作業は18時間から4.4時間へ短縮できるようになったという。

「店舗が売りたいものを独自に仕入れ、好きなように好きな価格で売る。これが弊社の強みです。価格ミルは売り場の個性を伸ばす一助にもなっているのです」(同)

ドン・キホーテ販売価格設定を効率的にアシスト
2019年に外部企業と協業する形で、価格ミルのプロトタイプを開発。試行当初は、価格変更の根拠を示せないなどして導入は難航した。現在は根拠だけでなく優先順位や価格変更後の成功・失敗の判定ができるなど、精度も機能も進化している。

取材・文/渡辺和博

DIME4月号は超実践的なAI活用法をまとめた「AI仕事術」と「最新AI PC」の大特集

日々進化を続けるAIはいよいよ社会に実装されていくフェーズに入ってきました。また、スマホやPCの“オンデバイス”で搭載され始めるなどスゴいスピードで進化を遂げています。

今月のDIMEはそんなAIの仕事での活用をまとめた特集です。話題のマイクロソフト「Copilot」など今すぐ使えるAIの実践的活用法をシーン別にまとめています。

企画書やプレゼンの構成、メールの返信、プロジェクト管理、データの整理、ブレストなど具体的な使用シーンと活用法を様々な識者に取材し、まとめています。

まさにこれ一冊で自分をアップデートできる一冊です!

実は今回は表紙もAIに作ってもらったり、誌面をAIを活用して作ってみるなど編集部としても実験的な試みを実践しています。

また第2特集ではマクアケ・中山社長、安芸高田市・石丸市長、沢口愛華さん、斎藤佑樹さん、神田伯山さん、モグライダー・芝 大輔さん、映像ディレクター 高橋弘樹さん、ベンチャー投資家・朝倉祐介さん、プロゲーマー翔さん、株式投資家テスタさんなどマンガ好き10名とDIME読者により仕事のモチベーションをアップしてくれる56冊を選出してもらいました。

役立つ情報が満載の4月号、是非お近くの書店などでチェックしてみてください。

DIME2024年4月号

【Amazonで買う】
【楽天ブックスで買う】
【セブンネットショッピングで買う】

特集 1  企画書 プレゼン メール スケジュール管理ほか
「タイパが爆上がりするAI仕事術

「インターネット出現以来の産業革命」、そう言われたChatGPTの登場から1年。
生成AIは今なお進化を続けている。さらに昨年末に発表された「Copilot for Microsoft 365」では「Word」「Excel」などビジネスパーソン必須の
OfficeアプリにまでAIが実装された。
今後、生成AIを使いこなせるかどうかで、仕事の効率は天と地ほどの差が生まれるはずだ。来たる〝AI時代〟で一歩先を行く実践的な活用法をシーン別に細かく解説!

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。