小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Copilot for Microsoft 365でここまでできる!30分で社内会議用の企画書を作成する方法

2024.04.10

Copilot for Microsoft 365

おなじみのWordで書類の叩き台を簡単に作成できるのが「Copilot for Microsoft 365」だ。ゼロから作業するのに比べて時間を大幅に短縮できる。ここでは、とあるイベントの社内企画書を例に、プロンプトを入力するポイントなどを、日本マイクロソフトの影山三朗さんに取材。ほかの生成AIにも応用可能なアドバイスの数々を、ぜひ参考にしてほしい。

影山三朗さん日本マイクロソフト モダンワーク
プレイスGTM本部シニアGTMマネージャー
影山三朗さん
「Microsoft 365」の製品担当として、いち早く「Copilot for~」を使いこなすエキスパート。企業向けの活用セミナーに講師として登壇するなど、生成AIによる業務効率化を推進。

STEP1|どんな書類を作りたいのかプロンプトを入力!

どんな書類を作りたいのかプロンプトを入力!

[Point]できるだけ具体的なプロンプトで指示する
求めているアウトプット(目標)、必要な理由(背景)、回答を生成する情報源(ソース)などを、できるだけ具体的に指示をしよう。「日本語は英語と違って主語が抜けがちです。そういった点も意識しつつ『わかりやすい言葉で』という指示を出すなど、どうすれば期待に近い結果が得られるのかを、考えて入力するのがコツ」(影山さん)

STEP2|追加で必要な表組みなどをプロンプトを入力!

追加で必要な表組みなどをプロンプトを入力!

[Point]完璧を求めないこと! 追加修正を前提で使う
長いプロンプトで一気に指示するのはNG。「会話のように要望を徐々に入力することで、より期待に沿った結果が得られます」(影山さん)。まずは端的な指示から始めて、得られた結果をもとに詳しい内容を追加したり、変更をリクエストしたりする。変更を加える場合は、どこを変えたいのかわかりやすいように引用符なども活用しよう。

STEP3|トーンの変更で目的に応じた体裁に!

トーンの変更で目的に応じた体裁に!

[Point]まずはニュートラルで生成してみる
簡潔な表現やカジュアルな文体など、企画書全体のトーンを簡単に変えられるのも「Copilot for~」の魅力。「ニュートラルで書き出し『違う』と思ったら変えてみるのがおすすめ」(影山さん)。「簡潔」を選択して、そこからトーンをさらに変えようとすると、ちょっと言葉足らずになることも。トーンはニュートラルから試そう。

STEP4|Copilot for Microsoft 365なら作業時間2割減の感覚で社内企画書が手早く完成!

Copilot for Microsoft 365なら作業時間2割減の感覚で社内企画書が手早く完成!

STEP1~3の手順を踏めば、チームビルディングを目的とした社内イベントの企画書の叩き台が「Copilot for~」でアッという間に完成! 自分の仕事内容に応じて、概要、スケジュール、イベントの効果、役割分担といった足りない要素を追加で依頼し、ブラッシュアップできるのも大きなポイントだ。ゼロから作業するのに比べて、大幅な時短になる。

〈One More Advice〉Web検索のCopilotを組み合わせて使おう!
企画を考える際に、頭を整理するのに便利なのがWeb上で利用できるCopilot(旧Bing Chat)。「公開情報を要約するなど、いわば『最大公約数的に磨き上げる』のが得意。『〇〇を10個挙げて』『〇〇と〇〇をひとつにまとめて』と〝壁打ち的〟に使いましょう」(影山さん)

〈One More Advice〉公的な解があるものをできるだけ生成しよう!
生成AIは型や決まりがある、いわば〝公的な解〟のあるものを得意とする。「該当する情報としては、公開されている製品情報、公的データやフレームワークなどが挙げられます。〝最大公約数的なベース〟となる叩き台をAIに生成させ、そこからアレンジすれば作業が早いです」(影山さん)

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。