約9割が車に犬を乗せるときに「気を付けることがある」と回答
さらに、車に犬を乗せるときに気を付けていることがあるかどうか聞いたところ、「気を付けていることがある」が89.5%、「気を付けていることはない」が10.5%という回答になった。
犬を車に乗せるときは「行動範囲の制限」を最も重視
Q4で気を付けていることがあると回答した人に、どんな点に気を付けているか聞いたところ、最も多かったのは「行動範囲の制限」で28.9%となった。具体的には「キャリーやケージに入れる」といった、運転席に来ることを防ぐ対策のほか、「犬用のシートベルトをつける」など犬の安全性を考慮していることがわかる。
次いで多かったのは、「汚れ」で23.0%。「ペットシートを敷く」「汚れをケアする」などペットのおもらしに対するケアや、清潔感の維持に気を付けている人が多いことがわかった。
また「その他」の回答には、「乗り降りさせやすくする」「こまめに休憩をとる」といった意見がみられた。
車に追加してほしい機能は「犬用シートベルト」が最多
さらに、犬のために車に追加してほしい機能について聞いたところ、最も多かったのは「犬用シートベルト」で21.3%となった。次いで「犬用スペース」で16.4%、「安全機能」で13.1%と続き、運転中の犬の安全確保を求めている声が多くみられた。
また、「エアコン・空気清浄」は9.8%という結果となり、犬を車に乗せる場合は、車内温度やにおいについても、気を付けていることがわかった。「その他」には、「乗り降りしやすいよう車高が下がる」「あまり揺れない車」といった回答がみられた。
今回の調査から、犬を飼っている人の約6割が、車を選ぶ際に愛犬のことを考慮していることがわかった。具体的には、犬が動けるスペースの確保や、揺れの少なさ、乗り降りのしやすさなど、車内でも快適に過ごせるかどうかが、車選びのポイントとなっているようだ。加えて、車に乗る際は安全面のほか、車の汚れやにおいのケアを重視する傾向がみられた。
<調査概要>
調査対象:自家用車を所有し犬を飼っている全国の男女233人
調査機関:自社調べ(調査ツールFastask使用)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月16日~11月21日
有効回答数(サンプル数):233
出典元:ナイル株式会社
構成/こじへい