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これぞ理想の秘密基地!趣味部屋やガレージをそのまま運べる「移動式マイスペース」の魅力

2024.03.10

『MIO SPACE(ミオ スペース)』の開発メーカーの方にお話を伺ってみた

ここからは、ミオスペースの開発・製造・販売を行うケイワークスのご担当者に伺ったお話を紹介する。

――ミオスペースの開発に至った背景を教えてください。

「“もっと自由で豊かな暮らし”を叶えるため、家でもアウトドアでも活用できる新しいライフスタイルの提案をしたい」というリクシルと、「365日、日常生活に浸透した新しいスタイルのRVライフをサポートしていきたい」というケイワークスとが、共通の価値観やビジョンを持っていたためです。協業することで、製品やサービスを通じて市場に新たな価値を提供することができると考えました。

生活に密着した新たな分野からのトレーラーライフが浸透していくことで、日本のRV市場の活性化の一助となると思っています。

――従来の製品とは違う、ミオスペースならではのメリットを教えてください。

大きな違いは、「可動性」と「可変性」と「デザイン」です。

ミオスペースはキャンピングカーと違って運転席が必要ないため、小型でも十分な居住空間が確保できます。コンパクトで軽量なので住宅の敷地内など置く場所のレパートリーも広がります。

連結することで乗り慣れた自家用車での移動ができ、到着後は切り離して活用できます。トレーラーの肝となるシャーシにもこだわり、安全と軽量に加えて走行性を重視した走りを可能にしています。

また、小型でスペースに限りがある分、装飾や設備は最小限に抑え、内装レイアウトに自由度を持たせることで車内空間の広さを確保しました。装飾を必要最小限までそぎ落とし、自由を生み、そこに少しの遊び心を加える「Minimal+α」をプロダクトコンセプトとして掲げています。

実は従来のトレーラーは家具自体が車体の構造を支える設計になっていることが多く、備え付けの家具や設備のおかげで内装の自由度が減る傾向にあります。一方、ミオスペースは高品質の軽量FRPボディとアルミフレームのハイブリッド構造のため、車体強度を保ちつつ軽量化と内装の可変性を実現することができます。

パーゴラなどの豊富なオプションラインナップを用意していますので、カスタムオーダーをせずともOnly Oneの空間を自分自身で手軽に実現でき、そのカスタマイズ性にも価値を感じていただけると思います。

アウトドアシーンを想定した従来のトレーラーの価値はそのままに、住宅に置いても楽しめるデザインも特徴です。リクシルの監修によって生まれたこれまでにないデザインには、内外装ともにノイズレスで快適に過ごせる工夫が凝らされています。 (ケイワークス・ご担当者さま)

――内外装のデザインや性能について、具体的にどのような特徴があるのでしょうか?

ミオスペースでは、従来のトレーラーではほとんど見られない上下開きタイプの大開口バックドアを採用しています。単に上下に開くだけでなく、日本人に馴染みのある「庇(ひさし)と縁側空間」として活用できるオリジナルデザインで、バックドアを広げて自宅の庭に置くだけで四季折々の自然の豊かさを感じていただくことができます。

また、設備を最小限に抑えつつ、開口部をできるだけ大きくたくさんつけることで空間に開放感と抜け感を与えました。天井高の確保や、天井部の両端にRを持たせるなど、広く感じさせる工夫も施されています。

室内のフロント部には、簡易シンクや電源システムスペース、デスクスペースが収納されています。利用時以外はこれらの機能を一括して収納できるため、ミニマルでシンプルな空間の邪魔になりません。

他にもエアコン本体や室外機、ホイールなどを見えにくくし、住宅のそばに置いても調和するような外観を実現しました。

CMF(※)もリクシルが監修しており、住宅とアウトドア両方に調和するモダンなデザインが魅力です。車体や内装などのカラーは、お客さまのスタイルや好みに合わせてパターンを選んでいただくこともできます。(ケイワークス・ご担当者さま)

※CMF=カラー(色)・マテリアル(素材)・フィニッシュ(加工)

――「こんな使い方もある」といった活用アイデアを教えてください。

軽量でコンパクトなので、庭の敷地で離れとして使えます。週末はデッキに横付けしてお家キャンプを楽しんだり、友人や来客用の寝泊りスペースとして使ったりもできます。家族のだんらんの場所としても最適だと思います。

車内のデスクスペースは、フリーランスや在宅勤務の方の書斎やオフィスとしても活躍します。受験中のお子さんがいるご家庭なら、勉強部屋として活用するのもおすすめ。オンとオフの切り替えができるので、集中力も格段にアップするはずです。

災害時は一時的な避難スペースにもなるので、緊急用の備蓄や防災兼アウトドアグッズなどを常備しておくのも良いでしょう。

コンパクトながら広々とした車内空間を有しているため、サーフボードや大きなアウトドアグッズも楽々運べます。例えば…

金曜日に自宅の庭でテレワークスペースとして活用した後、面倒な荷造り無くいつものアウトドアスポットへ直行→テントを張る必要もなく、快適な環境でぐっすり睡眠した後、早朝からはサーフィンやキャンプをスタート→土日を満喫した後の月曜日は、そのままデスクスペースで仕事

…といった、ワーケーション的な使い方もおすすめです。国内の規格に合った電源システムを搭載しているので、外出先でも自分の部屋のようにお使いいただけます。

ミオスペースの活用で、毎週末のように非日常トリップを楽しむという新しいライフスタイルを叶えていただけると考えています。(ケイワークス・ご担当者さま)

――発売開始前ではありますが、お問い合わせなどのご反響はいかがでしょうか?

イベントの際は、多くのお客様がサイネージ映像の前で立ち止まり、ミオスペースに興味を持っていただけた印象でした。

実際に、コラボレーションによって生まれた新しいキャンピングトレーラーに対する好奇心や、ミオスペースのデザインに期待の声を多数お寄せいただくことができました。

公式インスタグラムでの情報発信を楽しみにしてくださっているお客様も多くいらっしゃいましたので、今後も大きな期待を胸に、共同製作および発信活動をしていく所存です。(ケイワークス・ご担当者さま)

趣味部屋を持ち運ぶという選択肢

キャンプギアに登山用品、スノーボードやサーフボードなど、アウトドアやスポーツ関連のグッズはとにかく場所をとることが多い。かといってお気に入りのグッズを納戸へしまい込むのは嫌だし、何より使うときの出し入れが面倒だろう。

ガレージや趣味部屋に置いたグッズ一式をそのまま運べたらどんなに良いか、という大人の夢を叶えたのが移動式マイスペースだ。

レジャーのためだけと思うとやや覚悟がいるが、収納・移動に加えて日常シーンで “部屋” としても使えるのなら、話は別ではないだろうか。車中泊より快適でキャンピングカーより手軽な屋外リラックススペースを求めている人にもぴったりだ。

今回紹介したようなアイテムで、大人の趣味部屋を持ち運ぶという新しい体験をしてみてはいかがだろうか。

取材協力:株式会社ケイワークス/株式会社LIXIL

■株式会社ケイワークス
「キャンピングトレーラーのある暮らし」を提案する国内有数の国産RV(レクレーショナルビークル)メーカー。バンベースキャンピングカーから、業界唯一となるオリジナルコンセプトのキャンピングトレーラーまで幅広いラインアップを扱う。
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■株式会社LIXIL
国内外で高い評価を得る、建築材料・住宅設備機器業界最大手メーカー。誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するため、ものづくりの伝統を基盤に先進的な製品の開発・提供を行う。
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文/黒岩ヨシコ

編集/inox.

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