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ChatGPTとOfficeアプリは有料版を使うべきなのか?

2024.04.09

有料で使えるサービスの拡充も目覚ましい。例えば「ChatGPT Plus」は処理能力の高いLLM「GPT-4」を利用できるだけでなく、マイクロソフト「Bing」の検索機能を活用した最新情報に基づく回答を生成。自分でカスタムしたペルソナ(役割)設定を常時有効にして、欲しい回答を生成しやすくするGPTs機能も搭載するなど、実用度が増している。マイクロソフトやグーグルも有料サービスの強化に積極的で、仕事のタイパをより向上させたいなら導入を検討しよう。

有料AIサービスのイメージ※ChatGPT Plusが生成した有料AIサービスのイメージ

ChatGPT Plus

月額20ドル(約2900円) ※2024年2月時点

有料版だけの機能が満載!最新情報の検索やデータ分析にも使えるぞ!

ChatGPT Plusの擬人化のイメージ※ChatGPT Plusが生成したChatGPT Plusの擬人化のイメージ

有料版のメリットは、言語能力の向上や処理可能な文字量の増加、応答速度の安定化などが挙げられる。そのほかにも画像を読み込み、その内容を把握して要約できるなど実に賢い。もちろんインターネット上の新しい情報を回答に反映させることもできる。さらには外部サービスと連携する1000以上のプラグインが利用可能。PDFを要約したり、テキスト入力するだけで画像を作れたりと、様々な実務に活用できる。

例えばこんな仕事に役立つ!

#情報収集  #プレゼン資料の作成  #メール返信  #データ分析

有料版だけの主な機能

●GPT-4 ●Bing検索の反映 ●画像生成(DALL・E 3)
●GPTs ●Advanced data analysis ●ChatGPT Plugins

ChatGPT Plus有料版で特に便利なのが、特定の用途に応じたチャットボットをカスタマイズできる「GPTs」。例えば「入力した文章を簡単な日本語で200文字以内にまとめる」をデフォルトに設定しておけば、次回以降に利用する際、同様のプロンプトを冒頭に入力する手間が省けて、まとめてほしいテキストをペーストして生成を依頼すればいい。

ChatGPT Plus(上)設定で「Browse with Bing」をONにすればインターネット上の最新情報を回答に反映。「以下サイトを要約して」とURLを指定すると概要も教えてくれる。(左)OpenAI社の画像生成AIサービス「DALL・E 3」にも対応。キーワードを入れるだけで画像を生成する。

【主な導入手順】

(1)ChatGPTの有料プランを選択
(2)使用時にはGPT-3.5をGPT-4に切り替える

ChatGPTのWebサイトへアクセスしたら画面左の項目から「プランをアップグレード」または「Upgrade to Plus」をクリック。表示された小さな画面から「Upgrade plan」を選択して、クレジットカード情報などを入力して申し込めばOK。有料版を利用する際は、ホーム画面の上部にある「GPT-3.5」を「GPT-4」に切り替えるだけだ。

Copilot for Microsoft 365

月額30ドル/1ユーザー当たり ※2024年2月時点

おなじみのアプリがAIに対応!作業手順が大幅に短縮するよ

Copilot for Microsoft 365の擬人化のイメージ※ChatGPT Plusが生成したCopilot for Microsoft 365の擬人化のイメージ

Microsoft 365の法人向けプランに導入されたサービス。Word、Excel(英語版のみ)、PowerPoint、Outlookといったビジネスアプリに最適化された生成AIを利用可能。Wordでは文書の叩き台を生成してくれるほか、Excelではデータ分析やグラフ作成を行ない、PowerPointではプレゼン資料を指示どおりに作成する。GPT-4ベースの「Copilot」も利用可能。

例えばこんな仕事に役立つ!

#資料作成  #メール作成  #プレゼン資料の作成  #議事録作成

Copilot対応の主なOffice関連アプリ

●Word ●Excel(現在は英語版のみ。今後、日本語対応予定)
●PowerPoint ●Outlook ●Teams

Copilot for Microsoft 365PowerPoint の場合、入力したテキストをもとに企画書を自動生成。内容に合う画像を作って挿入したり、アニメーションをつけた企画書に仕上げてくれたりする。各ページを要約したノートも作ってくれるなど至れり尽くせりだ。

【主な導入手順】

(1)ライセンス要件などを確認
(2)技術要件を確認(Entra IDの使用など)
(3)Copilot for Microsoft 365のライセンスを販売店に相談

まずはユーザーのライセンス要件の確認を。Microsoft 365の「ME3」をはじめとするライセンスと、Microsoft Entra IDアカウントが必須。これらのことを確認後、販売店の専用窓口へ連絡し、導入手続きを行なう。

詳しい導入手順はコチラをチェック!

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