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「仕事ができる」の概念が変わる!AI時代を乗り切るために必要な8つのビジネススキル

2024.03.19PR

「インターネット出現以来の産業革命」、そう言われたChatGPTの登場から1年以上。生成AIは今なお進化を続けている。さらに昨年末に発表された「Copilot for Microsoft 365」では「Word」「Excel」などビジネスパーソン必須のOfficeアプリにまでAIが実装された。今後、生成AIを使いこなせるかどうかで、仕事の効率は天と地ほどの差が生まれるはずだ。

AI仕事術出典:米マイクロソフト『職場でのCopilotに関する調査/“What Can Copilot’s Earliest Users Teach Us About Generative AI at Work?”』

上記データはAIアシスタント「Copilot for Microsoft 365」の初期ユーザーが回答した〝生の声〟

『Copilot for Microsoft 365』は、「ChatGPT」をベースにした大規模言語モデル(LLM)をOfficeアプリケーション(Word、Excelなど)に組み込むことで開発された生成AI。上記に示したデータは、先行して公開されたアメリカでの調査結果だ。

Copilot for Microsoft 365

〝仕事ができる〟の概念が激変!AIを使いこなす人が活躍する時代へ

保科学世さんアクセンチュア AIセンター長
保科学世さん
コンサルティングファーム・アクセンチュアのデータ、AI部門の統括としてAI Hubプラットフォームなどを開発。著書に『生成AI時代の「超」仕事術大全』(共著)など。

AI時代を乗り切るために必要な8つのビジネススキル

 OpenAI社がChatGPTを公開以降、ビジネスにおける生成AIの活用が急速に進んでいる。下の図にあるように、弁護士、医師といった専門性の高い職種から、IT、教育などの幅広い業種で、生成AIが業務のあり方を変えようとしている。

 総合コンサルティングファーム・アクセンチュアAIセンター長の保科学世さんは、この生成AIが、あらゆる仕事や生活に多大な影響を及ぼすと予測する。これまでの「人の仕事をAIが奪うのではないか」という考え方ではなく「生成AIなどを活用して、いかにビジネスを高度化、効率化させるか」と捉え、自らも変化していけるかが、ビジネスパーソンのテーマになると読む。

「生成AI時代となっても、課題・ルール定義、倫理判断など、人が決めなくてはいけないことは多く、それを放棄することが、人にとって一番危ないことだと考えています。生成AIにすべてを委ねるのではなく、人より得意とする仕事で、ツールとしてうまく使いこなすことが重要になってきます

 そのうえで、保科さんは、生成AI時代に必要なビジネススキルとして8つのキーポイントを挙げた。

[1]生成AIを使いこなし、発想や着想の幅を広げる力。

[2]必要な情報を的確に引き出す質問力(プロンプト作成能力)の強化。

[3]人間とAIとの共存を日常化するためのやり抜く力。

[4]AIを活用した業務プロセスに人の判断を組み入れる仕組み。

[5]AIにフィードバックする/AIから学ぶ「相互学習力」。

[6]仕事のやり方を常に見直し、改良・改善し続ける継続的再設計力。

[7]人が得意な能力を生かし仕事に人間らしさを取り戻す人間性の回復力。

[8]AIをあたかも心や体の延長線上として捉える身体的・精神的融合力。

 [1]と[2]は、ビジネスツールとして生成AIを利用する際に必要なスキルで、[3]と[4]は業務プロセスでAIを使う時に役立つスキル。[5]と[6]は継続的なAIの利活用に、[7]と[8]はより人間らしい創造的な仕事をするために必要なスキルだ。

単におもしろいで終わらせず、まずは実際に業務の効率化や、発想・着想のヒントに使ってみてください。というのも、[6]で示したように、これからは使えるだけではなく、新しい仕事が入ったら、その都度やり方を再設計し続ける能力も求められていきます。新しい技術が出てきたら、ゼロベース思考で都度、業務の最適化を検討していくべきです。その時を見据えて今できることは、とにかく早く使い始めてみることです

生成AIはすべての人の仕事と暮らしを変化させる

生成AIはすべての人の仕事と暮らしを変化させるアクセンチュア社の資料をもとに編集部が作成。

取材・文/安藤政弘

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特集 1  企画書 プレゼン メール スケジュール管理ほか
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「インターネット出現以来の産業革命」、そう言われたChatGPTの登場から1年。
生成AIは今なお進化を続けている。さらに昨年末に発表された「Copilot for Microsoft 365」では「Word」「Excel」などビジネスパーソン必須の
OfficeアプリにまでAIが実装された。
今後、生成AIを使いこなせるかどうかで、仕事の効率は天と地ほどの差が生まれるはずだ。来たる〝AI時代〟で一歩先を行く実践的な活用法をシーン別に細かく解説!

特集 2 作業効率が激変!
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