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マイクロソフトが財務業務の自動化を支援するAI「Copilot for Finance」を公開

2024.03.07

マイクロソフトでは「Microsoft Copilot for Finance」のパブリックプレビュー発表に伴い、ブログを更新。本稿では該当ブログの抄訳を再構成してお伝えする。

原文執筆者はビジネスアプリケーション & プラットフォーム担当 コーポレートバイスプレジデントのチャールズ ラマナ氏。

マイクロソフトがCopilot for Financeのパブリックプレビューを公開

Copilot for Finance は、特定の業務向けにMicrosoft Copilot for Microsoft 365を拡張して設計された最新のCopilot 製品で、財務部門が日常業務に取り組む手法を変革する。

Copilot for Financeは、現在一般提供されているCopilot for Sales、およびCopilot for Serviceと同様、AIを活用して役割ベースのワークフローを自動化し、推奨事項を提案、さらに業務の流れの中でガイドに基づいたアクションを提供。

財務部門は、企業の方向性に影響を与える戦略的意思決定の重要なパートナーだ。財務部門のリーダーや同チームの80%は、自身の役割に関する作業以外でより戦略的な業務に取り組まなくてはならないという課題に直面している 。

しかし、財務プロフェッショナルの62%は、データ入力やレビューの繰り返しという単調な作業で身動きが取れないと述べている 。

Copilot for Finance は、財務業務を合理化し、ワークフローを自動化し、業務の流れの中でインサイトを提供。同社では「財務部門は事業に対する助言や洞察を届けるといったより戦略的な役割を果たす時間が確保できるようになります」と説明。

Copilot for Finance には Copilot for Microsoft 365が含まれている。これにより、ExcelやOutlookのほか、幅広く使われている生産性アプリケーションに、財務担当者向けのワークフローとデータに特化したインサイトが多数追加された。

Copilot for Finance は、Microsoft Dynamics 365 や SAP といった従来のエンタープライズリソースプランニング (ERP) システムや Microsoft Graph などの既存財務データソースから重要なコンテキストを利用している。

財務業務を強化するにあたって重要となる機能を採用

パブリックプレビュー版の Copilot for Finance には、財務業務を強化するにあたって重要となる機能が複数採用されている。

・財務アナリストが自然言語プロンプトを使って Excel で迅速に差異分析を実施。データセットの異常やリスク、値の不一致などを確認できるようにする。

こうした分析により、財務部門はビジネスリーダーに対し、計画していた財務成果を達成した部分や上回っている部分、また下回っている部分とその理由について、戦略的インサイトを提供する。

・データ構造比較の自動化とガイド付きトラブルシューティングにより、Excelでの調整プロセスを簡素化し、インサイトから行動に移せるよう支援していく。これにより、財務記録の信頼性と正確性が担保できる。

・残高証明や請求書など、該当する顧客の口座の詳細について完全な概要をOutlookにて提供し、回収プロセスを迅速化。

・Excel の生データをプレゼンテーション用のビジュアルやレポートに変換し、Outlook や Teams で共有できるようにする。

■Microsoft Copilot で業務変革に取り組む企業担当者たち

特定の業務向けに設計された Copilot製品は、役割に応じた関連データとワークフローによってインサイトからインパクトを引き出すという、共通の課題に取り組む従業員を支援している。

最新のWork Trend Index調査では、人がデータに溺れていることが明らかになっている。同調査によれば、1日のおよそ4分の1が情報検索に費やされており、1日に消費する情報のうち仕事に必要とみなされるものは約50% にとどまっている。

さらに、最近の調査で営業や財務、サプライチェーンといった職種は、役割特有のニーズを抱えていることがデータからわかっている。

Copilotは、マイクロソフトの責任あるAIの原則に従い、さまざまなデータソースから積極的にインサイトや推奨事項、ガイダンスを導き出しつつ、情報とアプリケーションのサイロを解消していく。

Microsoft Copilot Studioを利用すると、Copilot for Microsoft 365とその役割ベースの拡張機能の中で、企業がビジネスプロセスに合わせて Copilotのさらなるカスタマイズが可能だ。

Copilot for Sales は、すでに3万以上の組織で営業担当者を支援している。電通、Lumen Technologies、Northern Trust、Schneider Electric、Visaをはじめとする数百の企業が、営業、サービス、財務といったさまざまな部門で Copilotを活用し、従業員がより多くのことを達成できるようにしている。

マイクロソフトも AI を活用している組織として、Copilot for Sales と Copilot for Serviceを駆使して営業担当者と代理店のワークフローを改善、顧客体験を変革してきた。

この件に関して、マイクロソフト エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフコマーシャルオフィサーのジャドソン アルソフ氏は、次のように話す。

「AI を活用した営業組織がより成功している組織となっていることを、私たちは目の当たりにしてきました。Copilot for Sales は、当社のグローバルセールスチームのタスクを簡素化し、時間短縮を支援しただけでなく、AI を活用して得たインサイトや、お客様ごとにパーソナライズされ最適化された推奨事項によって、お客様との関係強化にも貢献しています」

■AIによってサービス体験の強化と担当者の生産性向上を実現

Microsoft Copilot for Service は、AIによってコンタクトセンターを最新化することで、サービス体験の強化とサービス担当者の生産性向上を実現している。

世界最大規模であるマイクロソフトのカスタマーサービス部門では、Copilot in Dynamics 365 Customer Serviceを使用し、2つのカスタマーサポート領域で案件にかかる時間 (チャットでユーザーの課題を解決するのに要した時間) を平均12%短縮した。

「生成 AI は、マイクロソフトのコンタクトセンターを大きく変えました。担当者が情報検索する時間は短縮され、複雑な課題を解決しようとするお客様の支援により多くの時間を充てられるようになりました。また、新任の担当者も多大なメリットを享受しており、自らの役割に自信と能力を感じるようになっています。これにより、新人研修の時間が短縮され、仕事の満足度も向上しました」(マイクロソフト カスタマーエクスペリエンス & サクセス担当コーポレートバイスプレジデント  マラ アナンド氏)

Microsoft Copilot for Financeは、財務プロセスを合理化し、インサイトを引き出してより適切な情報に基づいた意思決定へと導く。マイクロソフトのワールドクラスの財務組織は、長年 AI や自動化ツールの採用を優先することで、業務を最新化し、財務リスクを低減し、戦略的インサイトによって企業の優先事項を支えてきた。

同チームは、Copilot for Finance の製品機能とロードマップの情報源ともなっている。

関連情報
https://news.microsoft.com/ja-jp/2024/03/01/240301-introducing-microsoft-copilot-for-finance-the-newest-copilot-offering-in-microsoft-365-designed-to-transform-modern-finance/

構成/清水眞希

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